アート、伝わること

ルーブル美術館オルセー美術館ロダン美術館
それぞれ、みかけるのは、小学生だったり中学生を引率して
先生がいて、作品を解説してる様子です
フランスでは、美術館、そのものがアートを子供たち
もちろん、子供だけでなく、大人もなんですが
見せて、広く、伝えていく場として、存在する
ということがあると、聞きました


ちょっと、日本のといっていいか、わからないですが
感覚的には、裸婦像があったり、ロダン美術館では
まさにそういう場面だったのですが、有名な作品で
男女が、お互い求め、抱きあう姿を彫刻にした像の
そのまえで、解説してる様子なのですね


日本で裸婦を自らも描き、裸婦像について、アート、
芸術なんだと、言い続けたという黒田清輝の話は
有名なんですが、実際、小学生に教えてる姿は
実際、少し、むむ、とも思いました


裸婦の話はさておき、ホンモノを、子どものときから
見せる、アートにふれるという考えはいいなと思います
アートは、生きるという力を得る、すごく高く、そして
エネルギッシュで、いい、活動、いい存在だと
思うのです


作家が、美しいものを、美しく表現する
表現する、そのことに、まさに命を吹き込む
その様子が伝わってくると、いやいや、ボクだって
生きることに、懸命かつ、生きることを楽しむぞって
気合がはいってくるし、そのエネルギーを
もらうのは、素晴らしいです


ときどき、あたりまえといえば、あたりまえなのですが
子どもがもつ、感性ということは、自分たちが忘れてしまった
もので、本当に澄んでいて、いいものがあるなと感じる
ときがあります
そのときに、本物のアートにふれて、そのエネルギーが
伝わっていくとしたら、きっと、伝わった子どもの
人生を変えるといっていいことが起こるのではないかと
想像します


生きること
命を燃焼させること
その原点が、表現して伝わるということにつながってる
としたら、アートは、触媒として、存在できるのだと
感じます