鎌倉散歩

今年は、あじさいを見に、鎌倉なりにでかけてないと
ふと、気が付きました
鎌倉のあじさいの寺、といえば、明月院です
たいへん、その時期には混みますが、一度
でかけてみるといいと思います
大輪のよく手入れされた花がみれると思います


場所は北鎌倉駅から徒歩、15分くらいでしょうか
でも混んでるときは30分はかかると思ったほうが
いいかなとも思います


さだまさしが、1970年代だと思いますが、縁切寺という
歌を作りますが、あの、静かな、そして古い寺が
もってるであろう、心を落ち着かせてくれる空気感
といったらいいでしょうか、そうしたものを
鎌倉の寺、北鎌倉の寺はまだもってると思います
明月院も、円覚寺という大寺の、塔頭なわけですが
円覚寺塔頭には、なかなか、いい雰囲気の寺が
あるようです。もっとも、全体の境内にははいれても
個々の塔頭にははいれないので、細かくにはわからないです
でも、外から伺うだけでも、いいものです


鎌倉を、北鎌倉から歩くとしたら、鎌倉駅方面にいくつか
いく方法があります。七口のひとつ、亀ヶ谷坂
越えていき、そのまま、鎌倉駅とは別の
方向としたら、北西かなと思う方向にいった
谷の奥に、海臧寺があります


この10年くらいで、この海臧寺がとても、好きに
なりました
谷を抱いてる、これは鎌倉の寺の特徴といっていいでしょう
そして、おそらく記憶に間違いがなければ、私の20代の
ころまでは、この寺は、公開はされてなかったように
思います
十六の井という井戸をもち、本堂の奥の、茶室そして
その茶室の前の庭が、とても美しい
この姿をみたくて、もう何度も足を運びました


鎌倉、大仏だったり、鶴岡八幡宮のあたりの人の多さは
あじさいの季節でなくても、とても多くて、その人の波を
みただけで、もう、戦意喪失というか、街歩きを
楽しむ気持ちが萎えてしまう、なんて声をよく聞きます


鎌倉の鎌倉らしさを味わうのには、小さ目の、古い寺を
まわることです。おそらくは、静かに座禅してきたであろう
そういう精神の、落ち着き、といったことを目的に存在した
場所、ということが感じられる寺が、まだあるように
思います
鎌倉、久しぶりに歩きますか