季節を感じて

今朝、起きてみると、空が青いのです
その青は、7月とどこかちがって、いて、おそらくは
秋に近づいたのだと、感じるのです


秋というのは、実りの秋、といういい、プラスの
イメージもあるのですが、一年が終わっていく、そうした
もの悲しさ、も伴う、いい季節ですね


今年は、6月に一日、有給休暇をとった、おかげで
あじさいを、じっくり見る、時間ができました
鎌倉の近くに住んでいて、明月院というあじさいで有名
鎌倉の寺の、ひとつの典型のように、思える寺があります
このお寺、あじさいの季節に行くとなれば、たいへんな人気
ゆえ、人の波の中を歩くということを覚悟して、と
なるのですね
今年、平日に訪れてみました
それでも、多くの人がいました
そして、しばらくぶりの訪問なのですが、その花や庭園の
手入れの良さに、気持ちがすっとしました


明月院をみて、これも平日だから、空いてるかなという
感覚で、鎌倉山の雷亭にいってみました
いいえ、ここもそこそこいっぱいです。やっとのすきまに
車をとめて、これまた、お寺の境内のように思える庭園を
歩くと、あじさいです
こうして、鎌倉でダブルのあじさいを楽しむというのは
ずいぶんできてなかったように、思いました


戸塚の豪農の家を移築したという、雷亭の母屋で
おそばをいただき、高い天井のその場所でしばし
ゆっくりいたしました


6月は、鎌倉で、今朝は、住んでる場所の鶴見川のほとりで
季節を感じています


感じている、そういうことが、大事とこのところ
とても、思います
枕草子(実際先日、図書館で枕草子ひもとくと、教科書に
でてくるのは、まさに第一段だけ。長い随筆の一部分なのだと
思いました)を残した、彼女が、「いとをかし」と
いうような、あれ、です


人間は生きていれば、いろんなことが起こります
楽しいこと、悲しいこと、煩わしいこと、困ったこと
誇らしいこと
そして、そうしたことは、もちろん人との関係性
ということもおおきいのですが、やっぱり最大の感じ方の
中心は自分自身の心の在り方によると、思うのです


物事には二面性があります
楽しい、うれしいことも、喜んでばかりいられない要素
というのは、はいるし、悲しい出来事、困った出来事も
見方を変えると、必要と思えてくること


できれば、かならいの部分を、ポジティブシンキングして
季節を感じながら、丁寧に、過ごしたいと思います