モネへのあこがれ

フランス、パリ郊外。ジベルニーというセーヌ川ほとりの
村に、画家、モネが晩年住んだという家、庭園が残っています
正確には、一度荒れていたのを、再生したようです


モネの晩年の、ライフワークといっていい、睡蓮を描いた場所
として、その庭園が有名、かなりの観光名所として、多くの
ファンが訪れる場所になっています


小説、「ジベルニーの食卓」原田マハでその存在を知り
タイトルのとおり、そこでだされた料理にとても興味があります
郊外で広い土地、広い家、豊かな自然の風景ということで
モネは友人を招いて、食事を振る舞ったということが
残っています
ある手紙には、何年か前に、我が家にきてほしいといった
あの言葉は、いまもそのままありますよ、とか書いていて
家に招いて、友人と過ごすのを、とても楽しんでいたのが
わかります


まだ、調べてないのですが、レシピも残っていて、とても
彩よく、料理を並べたということがあるようです
画家の、色へのこだわりが、でているようです


さて、我が家でも、友人や社員を呼んで、パーティを
開きます。新入社員、入社することが決まったら、我が家に
呼ぶことにしています。それは、食事をするということを
通して、仲良くなってほしいからです
もちろん、仕事する、という仲間です。はて?食事で仲良くなるの?
と思う人いるかもしれませんが、なるんですね。
ちょっと、別の見方をすれb、頭や口だけでなく、胃袋も使って
仲良くなりましょうという作戦です


去年、チャレンジしたのは、手作りパンでした。その前の年まで
おにぎりを作っていたのですね。内定となった学生の人も
手を動かして、作る側にまわります。そうした活動は、頭を
シャッフルするのにいいようです


手作りのもの、作るということも、新鮮だと思いますが
それを食べてもらうというのも、いまの学生さんには新鮮でしょう
そういうことを通して、いっしょに食事しながら、言ってみれば
思い出作りをしてるといっていいですね


絵を描くということ
このことは、なにかを伝えたいという行為ですよね
食事を作って、食べてもらうというのも、伝えてくという
ことの仲間といっていいですね


モネの庭でながめる、睡蓮をじっくり眺めてみました
睡蓮、花の時間は長く、2か月、3か月と咲くようです
その睡蓮を、じっとみて、絵として表現したモネは日本が好き
日本の浮世絵にもずいぶん、影響されたということが有名です


そうした、つながりが、いま、モネがなくなって90年以上
たつわけですが、その美を求めて、生きた人生を、いいなと思う
自分の心に、沁み渡ってくる、思いとして、残るのです