仕事のこわさ

仕事がこわい、と言った社員がいると報告で見ました
仕事がこわい、と感じたということは、私は前向きに考えます
つまり、真剣に取り組んだから、仕事がこわくなる
ということがあると、思ったのです


アルバイトと社員において、なにが仕事として
ちがうのか?それは、「責任」だと思うのです
社員であれば、少なくとも、何年も働くのであれば
ある事象だけにとどまらず、その背景にあるものを
考え、自分はどうすべきなのかという点について
考え続けるという姿勢が必要だと思うのです


その際、自分がやってる仕事の、こわさを知ってるということが
責任って、どういうことが、あるのかということを
しっかり認識するのには、大事なポイントと言えると
思います
昨日の日経新聞に、いまの「システム」は企業の経営の
根幹だという考えが必要だと、載っていました
私もそうだと思います


そうなのですが、システムに関わる、それは経営の根幹に
関わる、と単純に、単語をつなげてしまうのは、安易すぎる
やり方でしょう


というのは、システムの、あり方、まず最初の目的を決定する
といった方向づけの話、また、根本のアーキテクチャ
どうするのか、また、実際そのシステムを運用させて
その運用のいろんな角度からのレベルについて、どう基準を設けて
確実に運用していく、その体制をどうするといったこと
こういったことは、まさに、中小企業なら、経営者
組織だった企業であれば、事業部長なり、権限者が、経営そのものを
鑑みたうえで、やらないと、うまくいかないと思います


しかしながら、わが社のなかで、はじめて仕事の真剣度を
あげて、取り組むことを知ったといった、2,3年生の
担当者が関わることは、↑に書いたことと、位置づけ
立場、やる工程、といったことが、全然違いますね
そうだからこそ、持つべき責任範囲ということも、もちろん
全然違ってきます


ただし、たとえば、運用に近いテストをして、そのテストの目的
観点により、一部分かもしれないけど、重大な障害を知るという
場面はあるかもしれません。そうしたとき、自分の責任範囲において
十分な伝え方で、リーダーだったり、必要なら、現場だけでない
ルートともって、アピールすることが必要になります。


こういった、担当者は担当者なりの、守備範囲といっていい
ポジションを認識して、仕事に取り組むということがとても
大事なことです


仕事、それは、誰かが必要としてる、なにかに対して、社会的な責任
ということが、関わってることです
システムのように、ネットワークを介してかもしれないですが
最終的に、どういう人が使い、影響範囲ってどうなるの
ということがつながっていく、仕事をしてるなら、途中途中は
だいたいのこと、でもいいですから、つながった結果を
想像できることが大事です。つまり、極端に「止まったとき」
だれがどんなふうに、困るかは想像できるって、大事です


だから、こわい、と思うことも、「自然」とも言えます
一方、そういった、責任度合いということを、だんだんに
あげていける、骨太な担当者であってほしいということも
とても、大事であり、切に、当社の社員は目指してほしいところだな
ということも、思うのです