ひとつのやり方にこだわってしまう

人間のよくやってしまう、間違いというか
わなというのがあるようです
例え、としてしか、なかなか表現できないのですが
ひとつの、解決策、方向の進め方に、偏ってやって
しまうということ、のようです


ある人の、なにか、「足らない」くせ、行動が
あるとして、それを、親子関係に結び付ける
とかがそうでしょう


確かに人間、親からもらうことというのは、本当に
大きくて、いくつかの、その人の行動のくせといったことは
親子関係がこうだったから、と言えなくもないという
ことはありそうです


例えば、その対象の人が、社交的だとして、それは
親が社交的で、それをみて育ったからだといったような
ことですね


ですが、そうでないことも実際あるのですね
もともと、その性格ということもあるし
必ずしも、親子関係に起因してるとはいえない


ですが、一度、二度と「あてはまるな」と
思うと、その考えにこだわって、進めてしまう
ということが、起こりがちです
柔軟に、多方面から考えるということが、なかなか
できないのですね


最近読んだ本で、良いことも起こってる
悪いことも起こってる、それが普通なんだという
説明があって、なるほどと思いました


その本には、確かに世界中で、極度の貧困にあえいでいる
人は、まだいる。しかし一方、生活水準がかつてより
あがってきてる、人の割合が増えているのも、事実だと
いうことです


言葉、といううつわは、万能ではないですから
ある部分、悪い例をあげて、これこれだという
話をすると、どうしても、全てが悪い、どんどん悪い
というような印象としての、話になってしまいがちです
事実をみなければ、ならないのに、ある悪い例のおかげで
それが、必要以上に悪く映るということが
起こってしまいます


可能な限り、正確な、バランスのとれた
情報を、もち、なにかの判断するときには
そうした、正確さ、を持ちたいですね