季節を愛でる

日本人は、四季を愛でるという、いい習慣がありますね
だけど、自分はというふうに、反省するとなかなか、季節を
楽しんでるというときが、少ない?とも、思えます


平安時代の才女、清少納言枕草子を書いて、おそらくは
文学として、これほど、季節を愛でて、また読んだ人も共感した
ものはないのではないか?
この古典が、日本人に四季を愛でることの、素晴らしさを伝え続けた
のではないか、と、想像します


今朝、寒梅が開いてるのをみました。冬の真っただ中、つぼみを
ふくらませ、ついに咲いた、と見える、梅のけなげな感じ


梅のこのけなげさ、というのも、日本人好みといっていいのでは
ないでしょうか?全然、その証といっていいことを、たどった
ことがないのですが、花見は、桜より梅が主流だった時代が
あると聞いたことがあります


いま、日の出は、一番遅く、日の入りは一番早いときからは十数分ほど
のびています。確実に夏に向かって、季節は進むのです。こうした寒いときは
夏のことを、懐かしみ、また夏には冬のことを、懐かしむ。こうしたことは
人間の、「ないものをほしがる」そういうことに、心がいく傾向なのでしょうか


横浜に生まれ育って、人から「寒い」ということを知らないのだよ
と言われたことがあります。寒いという概念は、横浜あたりに
住んでいたら、経験しない、ゆえ受け取れないのだ、というのですね
確かにそうかもしれません


前からそうですが、もちろん例外の日もあるのですが、冬は東京より1度か2度
あたたかく、夏は東京より1度くらい涼しいというのが、横浜です
もちろん、房総だったり、三浦半島にでかければ、そこは常春といわれる場所
もっとあたたかいということがあります


TJKの千葉の保養所、浜金谷の鋸山につらなる、丘にたってる、金谷城スポーツセンター
はくりかえし、行きます。千葉は半島だなと思うのは、やっぱり海が
近い。きっと島に住んでいたらもっとなのだろうなと思うのですが、海に
抱かれた、そういう感覚がでてきます
天気がよければ、海の向こうに富士山が望めます


季節を愛でること
冬であれば、まず、思うのは空気が澄んでるなかみる、夜明けですね
夜明け前の30分くらいでしょうか、見事なグラデーションになります
夜の藍色から、だんだん、青といっていい空気が広がり、日の出の
東の空は、紫からオレンジへの色の変化が素晴らしい


季節を愛でること
冬のあたたかい、食べ物を、楽しみたいですね
それから魚介類の一番おいしいとき。この季節ならではの
味覚を堪能したい


寒梅をみて、おいしいものを食べたら、だいぶ、満足できそうです
そのとき、を、楽しむ、そういう心の余裕を持ちたいですね