原点

昨日会った、学生のかたが
「なぜ、あなたは人材育成が、自分の人生の目標と
決めたのですか?」と、私に聞きました


答え、になったかは、微妙なのですが
以下のような話をしました


人間は他人とのやりとりのなかで、自分の存在を
みつけることができる、という考えがあり
そのことを、自分もそうだと思っています
そして、他人と「いいやりとりをする」そういうことが
ずっとしたいと思う、自分がいるのです


そして、いいやりとりをして、自分がなにかメリットが
ある、それもあるかもしれないですが、相手が
自分とのやりとりのなかで、なにかしらのヒントなりを
受け取って、メリットを見出す。そのことがとても
うれしい。そういうことを繰り返すうちに
まだ、経験とか少ない人に、なにかいい話だとか
いい刺激になるようなことができる、自分でいる
そういうことが、自分のやるべき、人生での大きなことなんだと
思えるようになりました


少し新鮮だったのは
「人材育成」をするのが、自分のやること
目標だ、と人に話して、リアクションとして
いいね、とか、ぜひ続けてくださいなど
言われることは、たびたびあるのですが
「なぜ、人材育成なのですか?」と聞かれたことは
実際、はじめてだったかなと思うのです


想像するに、質問してくれた、学生のかたは
自分がどこを目指すのか?ずっと自分に問いかけていて
なにかしら、「気になる」話にであうと
「なぜ、あなたはそう、思うのですか?」と
聞きたくなっているのでしょう


「原点」を語る、そういう研修を自社内でした
話もしました。実際、私の原点は、人とやりとりすることの
素晴らしさ、楽しさ、そのことを、感じた高校時代に
あるのではないか?とそのとき、自分のなかで
思い出していました


ひとつの「理想」といっていい、高校時代の過ごした日々に
ついて、自分と向き合い、仲間と向き合い、おおいに
語ったのを、思い出します
いま、思い出しても、幼い、また浅はかな話ももちろん
多かったにせよ、相手を尊重しあい、また相手から
いいところを引き出そうとした、態度でやった
語り合いは、素晴らしい時間だったと思い出すことができます


そうしたことから、人との関わりのなかで
自分は仕事したい、そういう気持ちがあり
そのことから、途中はぶきますが、自分は人材育成を
やっていくのが、最大の目標なんだと思えるように
なったのです