お酒が醸す空間

お酒を飲もうと、誘える相手というのは、貴重ですね
いいえ、私が選んで人とお酒を飲みたいといってる
のではないのです。誘われれば、行きたいといってる
人とは、ごいっしょしたい


そうなれる、そういう雰囲気に、いっしょになれる
人がいいね、といったらいいでしょうか?


アルコールが苦手で仲がいい人が、いいました
お酒をいただくということ自体、自分はほとんど
できないし、お酒にこだわらない。だけど
お酒を飲んでる、場所、雰囲気、話してること
については、いいなと思うのだと。


くつろいで、自分のことを、さらけだせるというのは
とっても、自分自身にもそして、そういう時間を共有
してる相手にも、いいのだと、認識します


もうずいぶんまえ、7,8年はたったと思うのですが
だんだん、長くおつきあいしてる、お客様であり、仲良く
お酒も飲める人と、ごいっしょしていて、あなたの
社員で、自分をさらけ出せる人、いますね。とても
いいこと、貴重なことですね。という話になり
うれしくなりました


「さらけだせる」なんていうと、「敷居が高い」
という人も結構いるようです。だけど
とても大事なこと、とも言えます
「なにもかもさらけだせる」は、敷居が高い
だけど、部分部分で、自分のあることを、言える
そのまま、言えるって、仕事でも大事なことだと
思います


「なにもかも」みたいな、どこまでも、ゆるゆると
自分の中身をだしてしまう、となると、「楽」なようで
これはこれで、始末が悪いとも言えます
ある程度、程度を考えて、ともなります


そういう類で話せば、お酒の量についても
一定のところで、おさえるというのが、繰り返し飲むには
やっぱり必要な飲み方です


お酒が好きな人には、なかなかそうなるまでに
それこそ、訓練というか、自分を慣らすことが必要
なのですが、健康上、「適量」というのを、知るって
大事です


本題にもどり、お酒の席で、仲がいい人と
思いをさらしていく。そういうことは、人間の根源的に
したいこと、といっていいと思います
自分、そして相手も認めて、自分の思うところを
言ってみる。ぶつけあう。
そういうことが、自分を客観視させ、なるほど、そうか
自分はここまで、こういうことがしたいと思っていたのだと
気づくということも、ありそうです


つい、2か月前くらいに、読んだ小説で、記憶に残ってる人
というのは、たとえ、肉体が滅んだとしても、一部は
生きてるという、文章に出会い、ええ、とうなづきます


ときには、かつて語った、仲間とのあれこれを
思い出し、回想しながら、過ごすのも
悪くない、時間です