ファミリーヒストリー

柳葉敏郎さんの、ファミリーヒストリーをみて
はじめて知る、姉がいること
その姉が、柳葉さんのいとこに実際会いに行って
60年という時をへだてての再会をよろこんだという
番組を見ます


私の祖母の母、私からしたら、曾祖母ということに
なるのか、先年実家を整理したときに、アルバムが
あって、祖母と祖母の妹と、もうひとり女性が
写っている写真がありました
親戚の伯母は、これはあなたのおばあちゃんのおかあちゃん
だよ、と話してくれました


わけあって、祖母が10代で家をでたということが
あって、おそらくは30年、40年という時間を経て
会ったということらしいのです


自分を赤ん坊のときから知ってる人、というのは
貴重だなと思ったことがあります
そういう人と、昔のことかもしれないですが
親しくお話ができるというのは、いいことです


柳葉敏郎さんは、かなり人気のある俳優さんですね
そして、人気を不動のものにしたのは
踊る捜査線だという、説明をみて、ふーんと
思いました


踊る捜査線、といえば、よく覚えてるシーンがあります
階層が厳しい、警察という組織、そのいやらしさを
ドラマでみせるなかで、あるとき、柳葉扮する
捜査本部長が、いまは、組織のかべ、階級、自分の所属
そういったことを、すべて忘れて、この捜査に
必要なことは、誰でも遠慮なく、ものを言ってくれ・・・


警察なんて場所にうとい、自分はそうした、階層
だったり、いわゆるセクショナリズムがはびこってる
なんて、ある面、この映画で知ったということも
あります
確かに、人間、その立場、その所属によって
ものを言うなという圧力があったりしたら、保身も
そうだろうし、だいたい、気持ちが冷え込んでしまって
自分から、危険を承知でなにかしようなんて
気持ちにならないだろうと。


家族のいろんな歴史に出会った、柳葉さん
涙をみせながら、いまは何も言えないと
感無量の表情で、多くを語りません


人柄を、感じさせるシーンだし
家族ということ、その大切さというのを
もう一度、自分も感じたい、そう思う時間に
なりました


人と出会いがあり、仕事だったり遊びだったり
親しくなっていく。そういうことはとても、いいこと
だし、楽しいし、これからもしていくことです
そうなのですが、親を通じて、または先祖を通じて
自分がつながってる人、そういう人への愛おしさ
別格の、もの、ですね


できれば、家族を大事にし
家族からつらなる、「縁」を大事にできる
そんな生き方を、これからもしていきたいと
思いました