心の鍛え方

確か、NHKファミリーヒストリーという番組だったと
思います。主人公がだれだったか、忘れました
その主人公の母親、もしくは祖母にあたる方が、80代で
映像に残っていて、言った言葉が印象に残っています


「人生において、最大の喜びは、長生きすることです。そして
今日のように、自分のことを覚えていてくださるかたとこうして
会うことです」


人間、人と接して、いろんなやりとりをして、いっしょに汗を
流すということが、生きてく上ではとても大事な経験になっていきますね
そして、いっしょに汗を流した人と、ときには、会って、懐かしいといって
話すことが、とてもその人の心に潤いになる。そういうことが
だんだん、本当に大事なんだと、理解できるようになってきたと
感じます


心も、例えが適格とは言えないかもしれないですが
筋肉といっしょで、鍛えるほど、いろんな意味で、成長する
いろんな対応ができるようになるといっていいのでは
ないでしょうか?


心を鍛える。そのためには、まず、味方となってくれる
人と協力してなにかをするということが大事だと思います
学ぶことが、そうです。作業といってもいいかもしれないですが
仕事をよりうまくできるように、学びあう。お互いの
いいところを、褒めて、だめなところを指摘しあう
ちょっとやそっとの、傷つくようなあれこれは乗り越えられる
そういう関係をしっかりもつ。それが大事です


河合隼雄先生の著書から、カウンセリングを学びました
もちろん、まだまだ入り口といっていいかもしれないです
カウンセリングを語る、という本から「対人援助」といった
仕事に携わる人の、基本といっていい、心構えを学んだつもりです
それは、傾聴であり、相手が心を開いて語ってくれるということが
まず、なんといっても、入り口になるということになります


実践していくと、わかるのですが、言ってみれば、状況が
ひっ迫すればひっ迫するほど、立場が違う人との話し合いは
難しくなります。人間の心はある面、弱さをもってることが普通と
言っていいですから、ひっ迫してくると、どうしても
立場が違うひとを、言ってみれば、状況が悪いことの犯人に
仕立ててしまっている。そういうことが起こりがちです


そういうときこそ、カウンセリング的なものが必要、それも
そうなのですが、状況が悪いと、立場が違う人は心を
開いて、語ってはくれないものです


それはもともと、味方のはずの人ほど、そうだともいえます


お互いの心を鍛えること
鍛えるために、その、基本をいろいろ作っていくために
お互い信頼度を高めていくこと
こればなにより増して、必要になります
そのためには、やはり一定の時間と、お互いを思う気持ちを
ずっと工夫しつつ、高めあうってことが、必要です


チームビルディング。人となにかをするときには
LILI、リリーといっています
Listen Inform Lead Involve
聞くこと、知らせること、引っ張ること、巻き込むこと
基本に忠実にやっていきたいところです