空と海

朝の空。グラデーションの美しさ、感じます
夜から朝へ、色の変化が美しいです


藍色から、青に変化するということでしょうか
太陽の白、その白がだんだん混ざっていくのでしょうか


海の青も好きですが、空の、特に朝の青が美しいです


中学生くらいだったか、自転車で海を見に行ったことがあります
自転車で10分か20分か走っていくと、ちょっと小さかったり
するのですが、海をながめられる、高台にたつことが
できました
そのとき、見た、海は、クレーンやら、工場の屋根、煙突などが
いっぱいある、人工的な海でした。だけど、海の青が
みえれば、そこから、風がふきぬけてくれるような
そんな、気持ちがしたものです


先日、江ノ島で、じっくり海をみる、そんな時間が
ありました
江ノ島は、小さい島ですが、岩場があり、急斜面を
もっていたりします。その上から、青い海を
ながめてみました


海は、どうも、人をひきこむ、なにかがある
ようです。波がくりかえし、うちつける。その音が
どうも、お母さんのおなかの中ですごしたことを
思い出させる、そんなふうに思ったこともあります


朝の青空。
色彩の、美しさをめでていること
じっとみて、その美しさを感じること


人は、生きていて、ああ、いいなという時間をもつ
ということが、大事だなと思うことがあります
見る、ということが、いい時間にできるということは
とってもいいことです


私は、奥さんの影響もあって、ずいぶん、アートに
触れてきました。絵を見る。それが楽しみにできる
ようになりました
その点、から広げて、画家がいいなと思った景色、その場所に
行ってみたいという気持ちができました


画家が愛でた場所。そうその景色は、画家が絵に描こうが描くまいが
そこにあるのですが、画家がこんなふうに美しいのだと
絵に描くから、いわば、パイロットの役割をしてくれる
だから、自分もその美しさに気づく。そういうことが
たくさんあるのだ、と、感じます


空を見て、いいなと
心のなかに、ほっこり、その美しさを感じて、
いい時間にすることができること、これをいつも忘れずに
いたいなと、思います