自然が作る、美しさ

今朝、目覚めてみると、東の夜明け直前の空は
まさに、自然が作った、グラデーションの芸術です


夜から朝へ、夜の藍色が、だんだん、青へ
オレンジへ変化するその美しさ
ただの景色なのに、なんでこんなに心に響いてくるのだろうと
ただ、ただ、眺めていたくなる、そういう不思議さを
もって、でてくる、自然の大きさです


我が家の横には、鶴見川があり、都会としては大きな空間が
そこにあって、夜明けの美しさを愛でることができます
郊外にでかけていって、山が見えたり、海が見えたりすれば
もっと、自然の豊かさを、感じることができるでしょう


「広々とした、景色」ということで、とても気に入っていて
毎年いく場所、それが、長野県安曇野市です
松本平という言葉があるように、複合扇状地の特徴と
いっていいのでしょう、広々とした土地がひろがります
そして、地元の人は、西山、東山ともいうようですが、
ちょうど池田町が裾野になっていく、なだらかな、丘陵
西側には、常念山脈、つまりは、北アルプスの連なりが
はじまります


池田町の北アルプス展望美術館のある、丘のうえから
安曇野を眺めるのがすきです。特に田植えの時期の
青々とした、広がり、また見たいです


長野県に、北アルプスを、眺める、展望台といったいい
場所はいくつかあるのですが、山を眺めるときは、ひとつ
平地をへだてた、反対側の山に登ること。これが
一番山のその、裾野から山の形を確かめ、眺めるのに
最適なことがあります


塩尻市にある、高ボッチ高原は、諏訪湖南アルプス
ながめ、その先に富士山も見えるという、素敵な
場所です
3年ほどまえに、台風が過ぎた後の、空気が澄んでる
秋の日に訪れて、感激しました


国道、からはずれて、こんな細い道をあがるの?
という感じで、15分ほど、車をはしらせます
ちょっと視界が開けてきたなとなったら、もう
ビューポイントは、近いです


山をみる楽しみは、たくさんあるのでしょうが
雪解けの前後で、楽しめるのが、雪形です


有名なところで、常念坊、種まき爺さん、そして
武田菱。


これらをみつけたときに、うれしかったこと。
そして、ちょっとうまくさがさないと、見れない
雪形、これをみつけるのは、まるで、パズルを
とくときのようですね


雪形をさがすというのは、時間に追われない
旅をして、その景色を眺めたかったら、好きなだけそこに
いる、そういう旅の仕方をするということを、しないと
みつけられないものです


今、自然の景色を好きなだけ、みている
そういう旅のテンポが、いまほしくなっているのです