鎌倉

横浜に生まれ育って、今も横浜に住みます
鎌倉は、自転車で道を覚えました
生まれ育った、上大岡の近くから
鎌倉までは、自転車だったら、1時間ほど
中学生のときに、学校が終わってから
ひとまわり、鎌倉までいったこともあるのを
思い出します


そんな、身近な鎌倉ですが、この数年前くらになって
鎌倉って、別荘地として、発展したんだな、ということに
(やっと?)気が付きました


気が付いたきっかけというのは、実は軽井沢の町を
歩いたことがヒントでした。軽井沢というのは
別荘地の代名詞みたいなところ、ありますね
別荘地だから、ちょっとぜいたくなものを売ってる
店があり、外国人が喜ぶような、パンだとか食材も
売っていたりするということ


その点で、鎌倉も似てるのです
向田邦子のご用達だったという、福留商店は、とても
その特徴がいまでもわかる、お店のようです
世界中のおいしいものの、食材があります


加賀のお殿様だった、前田家の別荘だったという
鎌倉文学館あたりを、ぶらぶらしてみました
紅葉もはじまり、でもまだ薄い色をしていました
そのかわり、というか、バラが咲いていて、心が
なごみました


さすがは、加賀のお殿様のお家柄、建物はとても、いい雰囲気です
玄関のところにのこってる、柱だったり、水がでてくると思われる
なんていうのか、蛇口というのには、ちょっと向かないような
意匠、そんなことにも、目がいきます


ちょうど、川端康成の展示があり、有名な、与謝蕪村池大雅
絵の話が、展示されていました


池大雅は、京都にいったときに、京都文化博物館にて
展示があり、その生き方、作品をずいぶん、見る機会を得て
とても、いいなと思いました


文人という生き方を、はじめてたどることができました


とらわれない、生き方、だから人が慕う
そんな生き方に、川端康成もあこがれたのでしょうか?


さて、鎌倉が別荘という話
食いしん坊の私は、ついつい、食べ物の話になりやすいですが
一番、ああ、そうかと思うこと、それはスーパーの品ぞろえ
なんじゃないでしょうか?


鎌倉をぶらぶらして、帰りにその日の夕飯のおかずなどを
買ってしまおうと、たとえば、鎌倉駅東口の、東急ストアに
入ります


違います。なにがって、つまりは高級食材が並んでいるのです
お肉にしても、お惣菜系にしても、早くいけば高いものが
売っています
そんなふうに、見えると、はたして暮らしやすいのか?って
思ったりもしますが、いまでもやっぱり別荘地っぽい
ところって、残ってるってみえますね