世代のこと

いま自分は50代の後半になり
50代は50代の役割を果たそうという
気持ちがあります


「時代遅れ」といった言い方があります
実際のところ、いまの20代の人、もしかしたら
10代の人?から私たちは時代遅れの人と
見えるのかもしれません


ずいぶんまえ、自分たちが子供のころより
もっとまえ、「10年ひと昔」という言い方が
流行ったことを、私は知っています
そういう、言い方でいえば、おそらくは
いまの10代、20代の人からは、ひと昔とか
ふた昔では、おいつかずに、私たちは
10,15と遅れをとってるということに
なるのかもしれません


一方、「古典性」ということを、高校時代に
習いました。つまり「時代を超えて、ある価値」
といった意味です
私が好きなものでいえば、アートであり、文学ということも
古典性を持ってるといっていいものがあることを
知っています


今日言いたいのは、ある分は時代遅れといわれても
しかたがない部分は認めるとして
そうでなく、少なくとも、若い人が使うメディア
通信手段は、共通にできるとか、そうしておいて
古典性をもった、価値を知ってる、そしてその価値を
活かすといったことで、若い人、年齢の高い人、もちろん
性別、立場を超えて協力していくなにかをして
自分の暮らしを豊かにし、困ったこと(いまの感染症なんて
困ったことの最たるもの)を、うまくかわす、または
減らす、そういうために、自分を活かしたいと
思うのです


はたして、どうやって、自分を活かそう?
ひとつのヒントは、「舞台の中央は、別の人
たとえば、経験をつめば、光ると思われる若い人に
ゆずり、自分はわき役で支えよう」そういう楽しみを
知ってる自分として、なにかできないか?という
感覚です


ついこのまえ、40代くらいまでは、どうしても
「自分、自分がやらないと」ということが、前に出すぎの
自分がいたように、反省します


「チーム」でなにかするのが大事と、口では言っておきながら
チームのことも大事だけど、自分のやりたいことが
優先、となってしまいがちな自分がいたと、反省します


いま、思うのは、for the teamで考えるって、どうすれば
いいか。このことを、優先順位をあげて、考える
ということ。


もうひとつのヒントは?
「変わる」ということを、面倒くさがらない
ということでしょうか?


ITの会社を経営していて、世の中として
「IT」に期待したいという、人が多くなってるのを
感じます
ところが、ITでできることは、限られていますね
そういうなか、一番、効果のあるITの使い方を、
少しでも人に、伝えていきたいとも思います


世の中が変わる、このことを、チャンスととらえて
自分を、当社を活かしていきたいです