ポジティブに受け止める

サービスという言葉があります
先日、日経新聞のあるコラムから、この言葉は
もともと、召使という意味の語源からきてる
つまり、主従関係があるということがでてきて
ああ、そうなんだよね、と、思いました


サービス産業という、言い方があって、どうも
日本語として、サービスは相当広い意味で使われると
推察します


横文字で、広い意味に使われてるものは、たくさんあります
そして、おそらくは使ってる人が、都合よく定義して
使っています


横文字のほうが、なんとなく、「立派な」「意味のある」
ものを感じさせるということがあるのかもしれません
もともと、西洋にあったもの、ゆえ、そうしてる、それは
自然といえば、そうなのですが、なんとなくそうなるから
といってるようにも、思います


あるとき、もう1000年いいえもっと、まえから、日本は
大陸、朝鮮の文化をとりいれるということを、していて
そういう意味で、外来ものをありがたがるというのは
ずっとなんだとも、思えます
そして、日本人は外からきたものを、うまく自分たちで
使うように、改良していくという特徴もあるようです


今日、ここに書きたいのは、横文字を使うのはやめようとか
ではなくて、いままでもやってきて、都合よく定義して
改良していくことが、うまいなら、自分自身もそれに
ならって、うまく利用してやろうということです


言葉を定義するって、実際のところ、日本人は下手かも
しれません。つまり同じ民族が、99%という日本で
生まれ育っていると、言葉の定義という、やっかいなものを
やらなくても、通じるでしょという思い込みがあるから
といってもいいかもしれませんね


先日行った、研修で、「分解ゲーム」という言葉を
定義するという遊びを、アイスブレイクに使いました
定義すること自体が、それなりに頭を使いますから
アイスブレイクとしては、悪くないです
ただ、アイスブレイクとしてでなく、「お互い納得するまで」
なんてことになると、結構やっかいです


いったん、アイスブレイクといった、段階、レベルでよしとして
定義をしていくのに、慣れていきたいと思います


話し合いがうまくなること。このことを、社内でいいはじめて
すでに、10年近くがたちました
話し合いがうまくなること、そういうなかで、でてきた
言葉に、プロジェクトでの仕事、中身が変化したときに
その違いをポジティブにとらえられること、といった
いい状態の、描写が話し合いのなかにでてきました


「ポジティブ」なこと。なんて大事でしょうか
なにかが起こる。それは実際、ポジティブな要素も
ネガティブな要素も両方あるのが、普通です
受け取る側が、ポジティブにとらえられれば、ネガティブな
要素は隠れてくれます
思えば、会社をやっていて、会社が発展するってことは
こうした、ポジティブにとらえられる、出来事が
受け止める社員のなかで増えること。また、そうするのが
いいと、ポジティブな考えを持つ社員が増えること
こうも言えるのだと、気が付きます