承認要求を満たすということ

プロジェクトを、承認要求を満たす場としていく


このことを、掲げたいと思います
人間が、自己実現するために、その前の要求
承認要求が満たされなければ、自己実現の要求には
行きつかない、そういうマズローさんの主張を
信じてみようということです


承認要求を満たすということで、思い浮かぶのが
スポーツのコーチの役割です。テニスを習っています
そのレッスンで、例えば、オープンスタンスで、ストローク
打つということ(結構、まだまだ苦手だったりします)
このこと、足だったり、腰の使い方などを、教えてもらい
やってみるのですね
そして、コーチが何度かやってる自分に対して、今の
打ち方が、正しいフォームだねと、なにが、いいのか
正解なのか、言ってくれるということをします


スポーツをしていて、なかなか、自分ではよいと思って
やっていても、コーチからすると、だめ、ということが
ずいぶんあります
そのなかで、なにが、コーチの求めてることか
伝えていく。これがコーチの大事な役割といっていい
でしょう


「人を育てる」という視点でいえば、スポーツのコーチも
企業の管理職も似てるところがあります
人を育てるのに、必要なことは、第一の前提に「育てよう」
という気持ちがあるということですね
そして、育てるためのスキルといっていいこと、観察力
そして、コミュニケーション力、あるべき姿を
さがす、といった能力といっていいでしょうか


当社は、コンピュータの仕事をします。そのうえで、技術者そのもの
であり、技術とは?ということが、くりかえし話題にも
なるし、実際、技術関連で、付加価値といったことを、さがす
のですから、大事なことは確かです。そこで、技術を身に着ける
技術者として、レベルをあげることに、どうしたら
いいかとなります


指導者、としては、なにを目指していくのか?
その方向を決める、後押しができるということが
大事です
例えば、データベースに興味をもったとする。そうしたら
データベースそのものの、なにか、チューニングといったことを
含めた、専門のほうへ、深めていくということが
対象者にとっていいのか?そうではなく、あくまでデータベースは
ツールとして利用する、アプリケーションの世界で活躍を
目指すのか?


それを、いっしょにコミュニケーションしながら、さがしていく


指導者は、方向もみつける
そういう役割があるように、思います


人間の指導ということを、自分の大切な仕事と決めて
ずいぶんたちます
そして、そのなかで、「負うた子に教えられ」という
キーセンテンスに出会い、そのことも、自分なりに
感じられたりということも、まだぐぐっと、確実に
とまではいえないまでも、つかみかけた、気も
しています


ありがたいことです


いま、仲間といっていい、自分に近い人が、どうしたら
指導ということで、似てる役割をしてくれるか
そして、そのことを、認識のスタートとして、経営という
ことに、力を発揮できるのか?常に考えます


ここ、2,3か月。抽象と具象ということで、頭のなかで、いろいろ
シュミレーションがはじまります。人間の指導には、抽象と具象を
うまく使い分ける、そういう、能力がどうやら、いるようです