信じられるもの

先日、採用面接をしていて、あったことです
採用面接において、私は対象者本人に、社会人になって
いかに、継続学習力を、身に着けるのか?やっていくのか
という話をします


ITの世界、というか、おそらくは、いまの世の中で、「主体的な仕事をしよう」
となったら、どんな立場においても、と、いえると思うのですが
知識はもちろん、知識を実践で使えるうおうにする、そうした
学習、学びがずっと、欠かせません


そうした、学びを継続していくって、とっても大事です
そうできる、そうすることができる、自分なんです。覚悟が
あるんです。そうしたことを、私に、さて、あなたはどう説明しますか


ここ1か月で、会った学生さんのひとり、Aさん
自分は、ピアノを20年近くやってきて、ひとつのことを学ぶ
その継続ということに、自信があります、とのこと


別の学生さん、Bさん。小さいときから、魚釣りが好きで
たいへんなこともあったけど、続けてきました


さて、上のように、書いた文章を、今読んでるあなたは
Aさん、Bさん、遜色ない、同じように、思いをもってる
覚悟を持ってると、読めましたか?


今日ここに、書きたいことは、「リアルに会って」伝わる
情報量というのは、大きいんだということです
こうして、文章に、しかも、デジタルなこうした、文字で
伝わることって、ほんとに少ないんだということですね


実際のところ、Aさんから伝わってくる、本気度といったことは
とても、なまなましく、ああ、ほんとにピアノという楽器に
取り組んだ、迫力といったことが、にじんでいて、
あ、この人なら、「自分がやる」と決めたことに、相当真剣に
粘り強くやる、そういうふうに思えたのです


面接では、こうした、「ニュアンス」といったことを
みてる、とも、言えます
この人、これこれのことを、しゃべっているけど、どこまで
真剣にそのことを、思っているんだろう


SE、システムエンジニアとして、課題があったとします
あるやり方で、システムを作って、仕事するといったことを
ユーザさんに、説明するとき、「根拠」を求められ
ただ、事例をだしたくらいだと、なかなか、先方は信じてくれなかったり
そういうことを、聞きます


やっぱり、ニュアンスなんじゃないか?
とも、思うのです
あるとき、新聞で読んだ記事に、そのとき、渦中にいた、技術者としての
自分のやりかたとして、できないと感じたことは、素直に、できないんだと
説明したというのですね。


お金をはらってもらう、そういう立場の人に、できない、と言い切るのは
それはそれで、勇気もいるし、なかなかしんどいのですよ
それでも、できない、という
そういう、人柄を信用されて、その後の打合せにおいて
この人の言うことは、信頼できるな、そういうベースがあって
仕事ができた、という話がのっていました


仕事をするって、ことは、つまりは、お互いの信頼を積み上げていく
それを、どうやるのか?
そういうことに、つきつめていくと、なるのだ、と、感じます


そう、考えると、これも、もちろんバランスはあるのですが
仕事と、プライベートを分ける、というのは、はたして
全てにおいてそうだ、とするのは、しんどくないか?
と思うのです


いいえ、私も、一定のところ、仕事とプライベートは分けます
そうでないと、生活が困るということもあります


ですが、自分のことを、理解してもらい、相手のことを
理解しようというとき、お互いのニュアンスの交換に
プライベートなことは、少なくとも、話はどんどんしますし
お聞きしたいと、思うのですね