さらすこと

最近、この人と、お酒を飲みたいなと
思える人と、出会いました
このこと、こうした心の動きは、とっても大事にしたいと
思うことです。この人と、時間をかけて話をしてみたい
お互いの思うところを、さらしてみたい


「さらす」ということ、これ、仲良くなる、つまり
いいやりとりをして、お互いを認め合う。そういうときに
欠かせない、やり方と思っています


人間、なかなか、自分をさらして、相手に見せるということが
できないときがあります。利害ということがあれば、なおさら
そうでしょう。私の言うところの、いいやりとりは、さらすことが
とても大事。つまり、さらすということについて、なにかしら
邪魔するものというのは、まさに、お互いの心を響かせあうときの
邪魔になるといっていいこと


邪魔になってるもの。それは虚栄心だったり、保身ということ
そうしたことを、混ぜ合わせた、誤魔化し、ということが
あるように、思います


「海からの贈りもの」 のなかで、リンドバーグは、都会に住み
いろんな関係性のなかで、複雑な世の中を生きていくというときに
こうした、虚栄心だとか、自分をよくみせよう、関係性をなにか
うまくいかせようというバランスなど、それは、捨てることは
できない、と、分析してみせる
だからこそ、一年に一度、一週間に一日、一日のなかで一時間
シンプルに過ごすということを、思い出す、ことをしようと
言うのです


私の言い方でいえば、さらす、ということができること
お酒の席で、時間を忘れて、自分をそのままだして
話すということができること
それが、貴重、であり、そうしたことをしていく
という気持ちをずっともっていたいと、そう思うのです


冒頭に書いた、親しくなりたい人は、ちょっとしたことから
ダニエル・キム氏が、提唱してるという、関係性の質を高めることから
組織、チームのレベルアップをせよという、話を披露
してくれました


そして、偶然にも、関係性の質を高めるということは、ひとつには
正直レベルで、コミュニケーションがとれてることだと、
説明しています
偶然にも、といったのは、正直レベルで、コミュニケーションがとれる
これは「さらす」ということができること、そういっていいのでは
ないでしょうか?


ただ、さらす、ということ、いつもいつも、そんなに
できるものでは、ないでしょうね
誤魔化し、と言えば、ちょっとマイナスイメージが多いのですが
いつでも、自分をさらしています、というのは、やっぱり
きつい。ある程度、自分を自分で守るためにも、一定の
距離や、関係性を保つための、なにかしらはやっている
やってしまうのが、人間とも言えますね


そうだから、さらすことができる状態と、自分を守ってる状態とを
うまく行き来する、そういうことが大事ともいえると、思います


ステイホームの時間が長くなりました
私は、他人といいやりとりをして、それを栄養に生きてる
ところがありますから、ステイホーム、長いというのは苦しく
なってきます
そういう、感覚も大事にしたいところです


あ、この人と飲みに行きたいな
今は行けないな、そういうことあるのなら、タイミングを待つ
そういうことで、やってみたい
実際できるときになったら、貴重なこととして、扱いたい
そう思います