夢中になって、やってみよう

スポーツ選手を応援したくなる、気持ちのなかに
「こんなに、一生懸命、やってるのだから、いい成果に
結び付けてほしい」そういった、真剣な行動への賞賛、
であり、寄り添いたい気持ちの表れがあると、思います


いいかえれば、夢中になることへのあこがれ、ということが
あるのではないでしょうか?
昨日、オリンピックでメダルを取った人への、誉め言葉であり
今後への期待として、子供たちが、自分もやってみたい
という挑戦に向かうきっかけを作ってるというコメントを
言った、オリンピックメダリストがいました


夢中になることが、できない
自分は、どうやって、生きてる実感といったことを
つかむか、わからない
こうした、声を聴くときが、ときどきあると、感じます
いいえ、行動をみていて、なぜ、もう一歩ふんばれないか
なぜ、もう少し考え、工夫をしてみないか?
そうしたことから、この人は、ほんとにこの仕事がやりたいのかな
そういう考えに、行くということが、でます


できれば、夢中になる、であるとか
仕事の面白さを感じて、もっとやりたくなる
そうしたことができる、お手伝いをしたい、そう思って
行動します


いままで、それは傾聴ということ、観察ということ
それから、1;1の対話ということを、通じて
一定のところはできるのではないか?と思ってやってきました
そして、会社という場でそういうことをやるのなら、自分が
そうしたことをやる、のみならず、共感してくれる人を
作り出して、自分以外にも、傾聴し、観察し、対話して
社員の人を、元気にし、夢中になれる仕事をいっしょに
見出すという、ことを、やる、それが必要だと感じています


昨日、社員の人、それから来年入社予定の内定者の人と
話していました
内定者の人に、与えた課題があります
「私が芸術について、語るなら」 千住博
この本を読んできて、考えたこと、感じたことを
言ってみようということでした


ひとつ、例をあげると、本のなかで
千住は、(画家は)色や形がうまくかける
ということが、必ずしも、大事ではなくて
いつも、スケッチブックと描くものを、肌身離さず
もっていて、絵を描き続けるということ
そういうことが継続できることこそ、大事なのですと
書いています


いま、50代後半(千住さんも年齢は近いかもしれません)
になってる私には、この本の意味がすごく、心に響きます
生き方、その姿勢こそ、またその姿勢をますます、確かに
していくそういうことこそ、大事なのだと。


そうしていくことで、出会いが、本当に大事な出会いになり
心が、強く、ちょっとやそっとじゃくじけない
やりたいことに、まっすぐ向かっていけるそういう自分を
作り出していけるのだ
そう言いたいです


ですが、昨日の社員の懇親の場では、私が思ったことを
伝えるというより、本人が考えたことを、出したい
感じてもらう場です


私が思うそのとおりでなくてもいい
なにかを、感じて、それを深めてくれたらとてもいいことです