区切りの日

ときどき、「一年」という時間の刻みというのがある
というのは、人類の素晴らしい発明だろうと思う時があります


それは、前の一年を反省し、新しい年を、「前に進む」気持ちで
スタートするということができる、この1点がいいと思うからです


今日まで、当社は49期。明日から50期がはじまります
この区切りのとき、また緊急事態宣言も取り下げというタイミングで
なにを思いますか


「生きる力を強くする」この1点です。
感染症の影響で、人と会うのが減ってる。こういうとき
ピンチをチャンスにという発想で、「会える」ということの
意味をかみしめましょう。自分を成長させるということの
大切さを、重く受け止めましょう
人は、人とやりとりできて、成長するのです
こうした、不自由さがあるというときこそ、気づけることが
あるはずです


技術者は、技術者のあるべき姿を追いかけましょう
それは、私たちの業界でいえば、いかにプロジェクトを推し進めるか
そのときの、力に自分はどうやって、貢献し、まさにfor the teamで
動き、吸収できることをするのか?


営業マンであれば、会社の掲げる、やることをどう実現するか
どう行動するのが、はたして、会社が、また顧客にとっても
「価値」ということになるのか?その実現に、獅子奮迅の
働きをしなくてはならないでしょう
私たちは、ITが作り出す、価値を顧客に届けることで、仕事として
なりたたせています。まだまだ、行き届かない、ITのいろいろ
人間が使って、なんぼ、なんです。だから、人ともっとやりとり
しましょう。価値を届けるには、何が必要で、自分はなにができるのか
考え続けましょう


生きる力を強くする
若いときというのは、少なからず、「迷い」があるものです
迷っていいんです。迷うから「気づく」こともでるのでしょう
生きること。よりよく生きること
このことを、心に誓うのであれば、答えはでてきます


こうした、疑問、ずっと続く悩みということが、頭にでてきたとき
前によく、思い出していた言葉があります
「具体的に考え、行動してごらん。そうすれば具体的な答えがでるから」
この言葉は、ある面、正しいし、強力なガイドとして、思い出すたび
ああそうかと思ったものでした


今、自分にはそこから、すすめて
具象と抽象をいったりきたりする。そういうことを自分に
求めています


はたして、具体的なことが、いつも、自分に求められてることなのか
いいえ、ちがうのです。
抽象的なことを、考え、抽象的なことを、自分のものとすることも
求められているのです


生きるということは、目の前のこと(だけ)やっていれば
だいじょうぶ、ということはないのです
俯瞰した目をもって、一定のところ長期の考えで動いてる
そういうことと、短期のことと、バランスをとることが求められます


生きることは、難しいこともある
だけど、やりがいがある
必ず、やりきると、心に誓って、この日をまた、楽しみたいですね