for the team

会社を経営していて、一番うれしいことは
出会いがあること、ですね
いつも思うことは、人間もそうですが、会社も
常に動いているということです。その現在進行形の
なかで、さまざまな出会いがあり、その出会いを
時には、活かして、ビジネスが花開くのです
ときには、苦しいピンチで、出会いがあって、
それが展開するということもあります


ずっと、この20年、もっとでしょうか、思ってること
時代が変わる、そこで、育つ環境であり、育ち方が
変わるのです。会社にとって、困ったことと見えるのは
チームで成果だすのが、下手になってしまった、若い人が
多いのだということです


ここ、10年ほど、社内で「話し合いがうまくなろう」
ということを言い続けています
自分の考えたことを言う、それに対して、意見をもらって
また考える。こうしたやりとりが、よくできれば
「気づき」があって、さらに考え、いい行動に結びつける
ことができるのだ、そういう発想です


ところが、なのですね
いい話し合いって、なかなか、近づけない
なぜだろう?と、ふと、振り返ってみると、そもそも
他人と、関わることに慣れていない。他人と、真剣な話し合い
しないのか?ということが、浮かび上がってきます


こうしたこと、平均値的な、人への見方で、こうして
文章を書きます。「個別性があることだ」そういうことも
良く思います。なかには、うまいと見える人も確かに
いるのです


なでしこジャパンを、優勝させた、佐々木監督は、優勝した
チームの強さは、for the teamにあると言います
チームのためになにができるのか?これを考え、行動する
というのですね


このことを、聞いてから、for the teamという言葉が、ずっと
自分のなかにあります。生きること、for the teamでありたい
そうできる、ということ。


仕事をするってことは、必ず相手があります。チームのなか、そとに
相手がいます。その相手まで含めて、チームという見方もあります
そうしたチームで、いいなというプレイをする。ここが基本と
言っていいでしょう


コンピュータシステムを作っている仕事をしていて、いまやってることが
どんな目的なのか?って、考える、理解してるということが、大事です
例えば、テストをいい加減にしてしまった。このミスがまかり間違うと
どんな影響があるのか?その影響を最小限にするのに、どこまで
工数をかけるのか?


仕事は言われたことを、やればいい、そういう態度ですれば、楽しくないし
仕事としての、価値を感じられないし、いいことはありません
言い換えれば、仕事というのは、自分の成長、つながる人の価値を考えて
やるから、仕事と言えるといっていい。


チームを感じて、チームにとってなにが大事か
理解できなければ、いい仕事はできません


まず、その認識を持ちましょう
その認識を持てたら、まずあなたがやるべきこと、果たすべき
役割を、しっかり見てみましょう