触媒

触媒という、存在について大事だなと思うことが
増えました。人と人を結ぶ触媒、あるチームと
別のチームを結ぶ触媒。時代と時代をつなぐ
触媒


話し合いをして、「化学変化」みたいに、それまで
なかったと見えるものが、見えてくること
これ、すごく素敵なパターンの話し合いなのですが
ここに、触媒があるからこそ、化学変化が起こる
ということも、ありそうです


触媒になるものに、ちょっと近い存在として
人が出会った誰かにリスペクトをするということが
ありそうです。そのリスペクトが、行動を促し
さらに、出会いということが、波紋のようにひろがっていき
なにか、役に立つものになっていく。これ、すごく
大事な行動、大事なひとつの、生き方の理想といっていいのでは
ないでしょうか


源義経は、一面は天才ですね。武将として、軍事という
意味では天才としての存在感を示す。こうした人がいて
荘園をもつ貴族たちが作った世の中が変わるということを
導いたといっていいでしょう
一方、その時代の変化というなかで、うまく生きられなかった
ということもいえるのかもしれません。
時代の変化の触媒として、生きて、生き続けられないそういう
存在みたいな。


司馬遼太郎は、「竜馬がゆく」という小説を書いたこと
あとがきのなかで、薩長同盟なる、時代を動かした仕事を
どうして、坂本龍馬という不思議な存在がやれたのか?
そのことを書きたくて、小説にしたと、書いています
竜馬も、時代の触媒として、生きて、そう妖精のように
すぐ、時代の波のなかで、消えていく


人が触媒といった描き方をしてしまいましたが、時代の空気が
触媒ということも、いえるときってあるのではないでしょうか
今は、変化の時代といいます
いつも、なのかもしれません。ですが色んな人が今の変化の
早さはすごく早いと、いいます。


デジタルテクノロジーが世の中を変える
過去になりつつあるかもしれないですが、スマホが、インターネットが
時代を変えたといっていいことは、いくつも例をあげられますね


身体を動かさなくて、例えば、食事を買うこと、楽しみに出会うことが
できてしまう?ここであえて、クエスチョンマークはつけておきたいですが
そうしたことが、続けば、人間は運動能力を失い、芋虫のように
なっていきていくのかもしれないです
そのスタートがスマホ、インターネットだったと後世の人は言うかも
しれないのですね


触媒ということに、興味と、関心が高くなっています
触媒はなにかという視点から、今起きていることを
みていくと、少しちがった見え方というのがあるとも言えそうです
デジタルテクノロジーは触媒でしょうか?