技術者の生き方

技術者といわれて、生きていくというのは
とても、やりがいのある、生き方といっていいのでは
ないでしょうか?


オリジナリティと、品質
うつわを、見て回って、民藝のものということに
気が付きます。民藝という名前のつくものは、いわゆる
作家のものとはちがっているのですね。名前をだしたり
しない。それでいて、というかそれだから?質が高いもの
といっていいです
ものづくりの、あるひとつの理想なのかもしれません


技術者は?なにかしら、自分だからできたという
誇りというものを、もっていたい。だけど、チームとしての
成果ということと、そのなにかしらの、「自分だから」
というのは、うまく結びつかないことがいくつかあります


自分だからできたという、自分しかわからないものを
作ってしまうと、あとあと、その部分を直したり
ということが、他の人にできない、といったことが
ありますね
だから、わかるように、記録を残しておくということが
重要となります


技術が好きな、タイプというのが、技術者のなかに
いますね。ああ、説明がいるかもしれません。技術者といわれる
人のなかでも、特に調べるのが好きだし、なにかその技術そのものに
迫るような、知識、深い見解などをもっていて、他の技術者を
圧倒するような、とがった、といっていいものを持ってる人
というのが、いるものです


そうなると、大変なのが、なかなかその技術が好きという
人を満足させるといったらいいか、誇りをもってできるというか
そういう仕事って、そんなに、世の中に多くはないのですね
そうなると、自分より(ある特定の技術ではですが)ずっと
遅れてるというか、低いレベル(と、その人には見える)人と
同じ工程、同じ次元での作業がふられたりするということが
あるわけですね


技術者は、自分のなかに課題をもって、自分を進化させるということが
ほしいことです。そうして、なにかしら、仕事するというのが
大事なことでしょう


上に書いた、技術が好きで、特定の部分では大変優秀といって
いいそういう人は、研究者にでもなるしか、満足の方法はないのかも
しれません


技術者として、生きていくとき
一定の経験を積み上げていくとき、ひとつの、方向として
教育者としての存在ということ、を、わが社では言うし、おそらく
世の中のニーズということを、思っても、ぜひほしいという、カテゴリだと
思うのです


ただ、教育者として、なりたつためには、やっぱり教育を
受ける側の人が、リスペクトしたいというような態度を
継続的にとる、ということが、大事なこととなります
それには、生活であり、スケジュール、そしてなによりも
「教えよう」という気持ちがしっかりして、ゆるがず、続く
こと、と、なります


実際のところ、技術で尖る人って、自分のことをやることで
精いっぱいになっちゃうって、こと多いのですよね
教育者としては、なにかしら、あわせわざ、つまり別の支援者も
ほしい、ということになりますかね