コミュニケーションは信頼の栄養

わが社でいえば、teamsが多いのですが、ビジネスでも
チャットを使って、コミュニケーションをとるということが
増えてきました


あるとき、というかずいぶんまえですね、5年前とか
コロナのまえです。駅で「即レスしないということで
縁がきれるようなら、親友とは言わない」といった趣旨の
言葉が、なにか公共のところから、だされていて、ああそうだなと
思ったことを思い出しました


それは言葉としては、正しいかもしれないのですが
チャットという、ツールを使っていると、即レスって実は
大事なポイントなのでは?と気づくことになります
チャットというのは、即レスしていって、いろいろ
言いたいことを気軽に書き込むということが、やり方とも
見えるということです


京大の山極先生が、「スマホを捨てたい子どもたち」の
なかで、書き言葉というのは、相対して話してることの
代わりにはならないという説明をしています。相対してるなら
相手がなにかを言う、そのニュアンス、表情などを含めて
受け取った側に、受け取ったときの反応があって、会話というのが
成り立ってる・・・と解説します


チャットは、「まるで会話のように」とかいいながら会話ではない
だけど、一定のところ、意見を言い合うなら、やっぱりそれなりの
スピード感がほしい・・・


どうやら、チャットは、一定以上信頼しあってる間柄で、スピード感を
もって、やっていくことで、なにかリズムが生まれて、意見交換には
いいえある種の意見交換は使えたりするということかなと
感じます


ただ、「気軽さ」「(これもある種の)やりやすさ」ということが
あって、やっていくということになるかと思うのです


「一定以上の信頼しあった間柄」というのが大事と思います
だから、その信頼に、ちゃんと栄養を与えるという意味で、リアルに
会って、信頼を高めるということも、やるとしておかないと
とても不安ですね


毎日パソコンで、連絡をとりあったり、資料を作ったりします
連絡とりあう、これを会議も含めるとなると、ほとんどの仕事
パソコンでデジタルななにかをしながらやってるといっていいと思います


この感覚は、コロナになって、会わない、会えない時間というのが
増えることで、一段と鮮明にそうなっているというのを
感じるようになりました


「仕事とはなにか」「信頼とはなにか」ということを
再定義するときがきてるといっていいかもしれません
実際のところ、一度もリアルには会わないで、物事進める
ということを、ずいぶんやっちゃったりしています


信頼しあうということ。それはお互いの考えてることを、だしあって
認め合うという意味があると思います
そういう意味では、お互いのビジネスのしかたなどを、確認しておく
ということが大事で、つまらないと思うかもしれませんが
オフィスにいって、その会社がどんな感じなのか知るというのは
実際大事なヒントがあるといっていいと思います


今は夏。世の中で、夏祭りなどが、4年ぶりであったりして
人は外にでかけて、会食などしたいんだというのを、確認できると
言っていいでしょう
こうした、イベントっぽいことを、信頼する相手となら、定期的に
しておくということが、ビジネスでも大事、と、思っています