経営とはめげないこと

経営、という言葉があって、経営とは何か
みたいな、話になると、範囲がとても広くてなにから
話せばいいのかみたいな気持ちになります
私が今、そう聞かれたとすれば、経営とは、めげないこと
と答えると思います


なんじゃそれは?と言われそうですが
そうなんです。経営とはめげないこと。何度も挑戦し続けること
そうじゃないかと思います


先日読み返した、千住博さんの「私が芸術について語るなら」
という本に、エジソンは、3つの成功のうらに97の失敗が
あったと、書かれています
百のうち3つ成功したんだから、すごいともいえます
だけど3つの成功までに失敗を続けてると言うことも言えますね


会社が、会社として成り立つのは、なにか会社が利益を
だせるそういうことが、あってこそということがあります
それは、もしかしたら、いいチームがあって、そこに人が
集まるということもあるかもしれません。いい製品をもっていて
それが、利益を生むかなということ、さらには、そのやり方
製品を扱うノウハウだったり、人といろいろ、ポジティブななにかを
やるといったノウハウでしょうか?


そうした今書いたことは、ひとつひとつ、全然簡単ではありません
製品を持つといっても、自社だけがもてる製品でかつ利益を
生むものって、なんでしょう?「ない」ですよ。
いいチームだって、簡単になんて作れません
まして、製品を扱うノウハウ、人を活かす、ポジティブなものを
作り出すノウハウなんて、ほんとに簡単ではありません


ですが、そうしたことを、「現在進行形」で作ってる、持とうとしてる
そして、失敗もしてる、それが会社だと言えます
失敗続きなんですね


だから、「めげない」ということが大事といえると
思います。めげないで、いろんな、お役立ちといったことが
増えてくれば、ほんとうに、利益を生み出し、世の中で存在価値が
ある会社として、生きていけるってことになりそうです
さてさて、めげないようにしないとね。


ではめげないように、していくのにはどうしたらいいですか?
最初に思うのは、安定してること
さらに、なにかをやろうという気持ちの貪欲なこと
また、支援してくれる人を増やすということを、忘れない
ということと、浮かびます


これらもそこそこ、難しいともいえます
安定してるって、結構難しいですよ。まわりのこと、世の中のこと
気にしていて、それでいて、安定してるってことは、難しい
世の中で、悲しいことだったり、いやなことはいっぱい起こります
それを、無視するのではないのです。気にはする、だけどいやになったり
しない。
また、たとえば、新しいことやろうということに貪欲なこと
個人にとって、新しいことって、やれば楽しいけど、それを
必ずしも、やるしかない選択肢ということでなく、いままで通りも
新しいことやらなくても、できちゃう選択肢があったりすると
あえて、新しいものとるって、面倒ですね
だけど、新しいことをやる。


支援してくれる人を増やすということも、そうですね
いままで、縁ある人となにかしてるほうが楽だということが
あるのに、時間もお金もかけて、まだあまり知らない人と
つながる努力をするということ


めんどうくさい、ということと「戦う」のが大事と
いえそうです
そういう努力を続けていくのが、気持ちを前向きにさせて
「めげない自分」「めげない、やり方」というのにつながっていく
そういうふうに思います


経営は、生き方そのもの、そんなふうに思うこのごろです