食育ということ

特に、若い社員の人に、野菜のおいしさを
知ってもらおうということで、はじめた「食育」
くりかえし、「食」ということに関心をもって
もらおうという、試みをいくつかしています


2019年の社員旅行。新潟の農家でやってる、民宿に
行きました。そこで、収穫体験、餅つきをいたしました
その民宿で、まえからお願いして、畑にて
アスパラ菜、ピーナッツ、サトイモ、〇〇を
収穫してみたのです。結構新鮮でした


土にさわり、新鮮な野菜にふれるということ
野菜、こんなふうに、育ってるんだということを
感じること
続いて、餅つきをして、つきたての餅をわいわい
いいながら、食べたのも、うれしいことです


去年は、この感染症で、テレワークが増えるなか
実際、食材と食事を、総務の担当者が、一人暮らしの
社員の家の近くまで届けるという、ことも
やってみました
これは、見方によっては、過剰サービス?そこまでやる?
という意見がでそうなのを、承知でした
つまり、会社として、社員一人一人の、「食」について
並々ならぬ、関心をもってるのですよと、伝えたかった


また、おそらくは、ファーストフードでの食事を
ずっと続けてる人に、てまひまかけた、食事を
届けてみたかった。そこから、「食」についての関心を
もつ、きっかけにしてほしいという、気持ちですね


いったん、ひとつのマイルストーンとして、2021年12月に
いわば、健康サポートのプロ、保健師の人とミニイベントを
しました。保健師の人が選んだ、その日、話題としたのは
「時間栄養学」でした。聞きなれない言葉、時間栄養学。
これは、時間生物学と、栄養学をつなげた、言葉とのこと


時間生物学には、生物は、朝、太陽の光をあびて、活動期に
入り、夜は、身体を休める、省エネモードにはいるという
そういう、研究がなされてるとのこと
朝の光をあびて、朝食をとって、身体の代謝が高い状態に
もっていくということ。これが、時間栄養学の、ポイントに
なっていました


なぜ、その保健師の方が、時間栄養学を選んだのか?
それは、一人ひとり、自分のコンディションをあげる
ということが、大事という認識からだ、と、おっしゃっていました


感染症」ということもある。そのまえに社会人として
活躍するという前提に立って、自分で自分のコンディションをあげる
ということが、いかに大事か?そういうことを、まず、気を付けよう
ということ


私からも、若いときって、もちろん元気だし、たとえ、一食くらい
食事を抜いたり、睡眠不足があっても、若さで補えると
思ってしまう、自分もそうだったという話をしました
だけど、いま、感染症といっしょに、時間が流れています
このときだから「命」ということを、否応なく意識してる
はずです。そのなかで、自分で自分を守ること。このコンディションを
あげるということは、とてもすばらしい、そのひとつのやり方
ですよねと、話しました


「食」は気を養うともいいます
いい食事をして、睡眠をよくとれたら、こわいものはない
といっていいのですよ


若い人ほど、いま、自分の身体に関心をもってほしい
せつに、そう思っています