技術者と営業マン

誇り、という言葉を、思います
自分に誇りをもつ。自分のやってることに誇りを持つ
これらは、人間として、必ず持つべき態度です


例えば、技術者になりたいなら、技術者としての誇りがもてる
誇りを持った態度で物事にあたりたいものです
自分の知りたいからはじまる、なにか、自分のなかにある課題について
いつも、取り組んでいる。その課題をのりこえる、現在進行形の自分がある
それが、スタートだと、感じるのです


自分の今の仕事に関連ということで、「技術者」といいましたが
仕事するなら、似てることが、あるのだと、感じます
仕事とは、自分の成長と、つながってるといっていいでしょう
なぜなら、仕事について、到達点というのはないのですから


仕事には、営業的な仕事、技術的な仕事、管理的な仕事があり
ときにはそれらが、混ざっているということもあります
それぞれ、ここまでが、ゴールなんてないんです
どこまでも、無限大といっていい
だから、仕事するなら、「課題」ということはいつも
ついてまわるといっていいですね


自分はいま、若い営業の方と会うことが多いです
実際、「経験」ということでは、ずっと自分のほうが
多いことがあります。だけど、だからといって
色んな意味で、こちらのほうが、なにか優れてると
やってしまうのは、いかがなものかとも思います


仕事、ある一定の割合の人のやり方は、カンと経験と度胸だ
なんて、「KKD」なんて聞いたりするのですが
それでは、これからこうした世界に入る人には
なんのことか、わからなくなってしまいますね
やっぱり、なにかしら、経験少ない人のガイド的なことが
ほしいところです


先週会った、まだ営業をはじめて、1年とかそういう人に
伝えたこと。技術者について、いろいろやるのが
自分たちの仕事と、いうことなら、可能な限り、技術者と
多く、長く会うことです。と言いました


技術者の前に「人間」ですね
人間は、根源的に、自分のことを、理解してほしいという
欲求をもってるものです。そういう欲求に対して、まずは
たくさん会って、あなたに関心がありますよと、伝えて
相手から、いろんなことを、話してもらう。これが基本なんですね


技術者のしゃべることは、なかなかこだわりが強く、専門用語が
多くて、聞きづらい。そう思ったとしましょう
それこそ、ヒントがいっぱいあると、受け取れるのです
専門用語とあなたが思うのは、あなたがまだやっぱり知識が
足らないということにもなります。その点で、突破口は
やっぱり技術者としゃべることとなります


こだわりが強いということ。これこそ、技術者がなにか課題に
あたってる証拠とも言えますね。こだわってることを
理解できたら、前に進むとも思いますよ


営業をやって、「他人」と会うこと。うまくすれば
その他人と仲良くなれること。これはすごく楽しい仕事です
こんな楽しい仕事をして、いくつかのことがうまくいくなら
本当に素晴らしいと言えます


なにか、営業のこと、伝えていきたい
それが、いまの自分の誇りにつながる、行動だと、思えてきます