マンダラート

ひとつ、なにか自分が知りたい事、ちょっと深く考えたいことが
あったとします。そのことを、「マンダラート」という手法で
やってみるのが、気に入っています


一つの言葉から、まわりに8つのスペースを作り、連想ゲームの
ように、そこからつながる言葉をだしていきます


なにか例をだしましょう


たとえば、「家族」にしましょうか
家族のまわりに、8つの言葉をちりばめます
温かさ、父母、子供、絆、大切、身近な人、空気のような存在
自分のルーツ・・・


そして、その8つでてきたまわりに、また8つの言葉を
つなげるのです
「絆」から、コミュニケーション、心の拠りどころ、
つながってること、客観視、相互依存、強さ、エネルギーのもと
自分の鏡、平常心で居られる、大本・・・


マンダラートは、その一つの言葉を、ある方向からみたら
別の方向からみる、ひっくりかえしてみるなど、自分が考えてることを
いろいろ、観点をふやすということで、有効なようです


一つの言葉から、まわりに8つ、そのでてきた8つのまわりに
また8つ言葉をならべてみましょう。そう「曼荼羅」のように
ひろがっていくのです


できてみたら、それを眺めてみましょう
そこから、なにが、感じられるのか、自分がなにをどうしたいと
思ってるか、思いを巡らせてみましょう


ときどき、人間って、言葉がなければ、考えられない・・・
でも言葉っていうのは、不完全だし、そう言葉自体が不完全
ということもあるし、使ってる自分も、言葉に対しても、有能な使い手
ということもない・・・


ときどき、自分が使ってる言葉に、自分が踊らされてるということ
これがあるんだと、反省、振り返りをするのって大事のように
思います


言葉は、自分に影響を及ぼすのですね
だけど、言葉を使って、考えて、生きていかずにはいられない
だから、日々、ちょっとずつでも、そうした自分と向き合うことに
うまくなり、できれば、他人にもちょっとだけ、いいなということが
できる、自分でいたいと、そう生きていくのがうれしいと思っていたい
なんて、思うのです


連想ゲームは、面白いです
だから、「ブレインストーミング」なんてことも、でてきます
自分のなかにある、思いをひっぱりだすにはいいやりかたと
いっていいかな


「原点」を見つめて続けていると、まさに曼荼羅
どこに、むかっていくの?どこに、帰っていくのって
思うのですよ