雪の予報

数日前から、今日は雪が降りますと、ニュースで繰り返しています
今朝になっても、今は雨ですが、午後は雪、それも積もります・・・


そんな日でした。50年以上まえ、自分が生まれ育った家で
だだをこねてる、幼い自分でした
そのとき、一緒に住んでいた、祖母が入院していて
前の日?から、その日にお見舞いにいくという話が
できかけていました
すっかり、行くと思いこんでいた、幼い自分。今日は雪の
予報だから、やめようね、という母の説得に耳を貸しません


おそらくは、今日のような、まだ、朝は雨だったりして
ほんとうに、午後雪になるのか、あやしいという予報だったのか
とも思います


このだだをこねる、という自分の幼い日の記憶をたどります
そして、ついせんだって、ビデオを借りてみた、細田守監督
未来のミライ」のくんちゃんが、おとむじりといった様子を
描いたもの。これ、楽しくみたのです


お母さんにおそらくは、愛情いっぱいうけて育った、くんちゃん
お母さんの愛情が、うまれたての妹にいくのが、くやしくて
だだをこねるのです・・・


こうした、甘えん坊さんのことを、ビデオでみたりすると
そのシーンの愛おしいことに、心が笑います
日本中、いいえ、世界中、こんなふうな、豊かな親子の愛情に
あふれていたら、きっとこれからの、未来は明るいななんて
思うのです


さて、幼い日の雪の日の私。そのわがままを、母親にとおして
なのか、母親も実は実の母である、祖母に会いたかったという
こともあるのか、雪の中をでかけます
横浜駅から、天気が良い時で、大人の足なら、40分とかの位置に
ある、病院に行くのに、天気はどんどん、雪です
バスは、運休、行先変更がありました。その行先変更のバスに
のり、歩けばいいと判断した母。雪のなかを歩いて
方向を失います


さんざ、幼い自分を背負って歩いた母。1時間も迷ったでしょうか
ようやく、親切な人の、道案内があって、病院にたどりつき
祖母の入院した部屋で暖を取りました


幼い日の雪の思い出。それはちょっとこわい、雪というのは
見えるものを見えなくし、通常できる判断を誤らせる
そんなこわさ
だけど、雪で寒い思いをした後に、温かい部屋で休むことのうれしさ
みたいな。


今日の雪、あんまいひどくならないといいですね