おでん、食べたいな

今週は連休があって、おでんを作りたくなります
おでん、というと、想像するだけで、楽しくなる
そういう、食べ物といっていいでしょう


おでん、鍋物には共通という要素も
あるんですが、「具」は融通がきく、たいていの
ものは、おいしく食べられそうということが
ありそうです
私としては、おでんは、だいこんと、じゃがいもは
はずせません。それからこんぶ、ねりもの、ですね
この練り物、の、バリエーションはほんとに
楽しいですね


ちくわぶ、ちくわ、野菜各種のあげもの、えび、いか
などなど。
横浜の大口商店街に、能登屋さんという、おでん種の
専門店があって、気に入っています。おそらくは
使ってる原材料がいいのでしょう。とても、素直な
雑味のない味のものがあります


おでんの種というのも、それぞれのお家で、特徴が
あるといっていいのかもしれません。私の奥さんの家
では、「たこ」ははずせなかったという、ことで
我が家のおでんにも、よく登場するようになりました


おでんは、薄味で、じっくり煮込むといいます
じっくり、そう最低半日は煮込みたい・・・となると
平日フルタイムの仕事をしてる、自分たちには、勢い
休日の仕事になります
この週末は、「雪」が予想されていたりしますから
おでん作りに、恰好のタイミングといっていいかなと
思いました


おでんを煮込みながら、おうちで、ぬくぬくと過ごす
もちろん、食べるときには、寒い季節だから感じる
あたたかいものを、食べる、うれしさをかみしめる


まえに、誰だったか、作家が描いた、軽い文章に
鍋物は、家族で食べたい、家族でなければ、もう気心
しれた、相手とゆっくりするのにいいというのがありました
ときどき、相手の好物を、とってあげたり、自分の好みの
具の煮え具合を確かめながら、にやにやしたりして・・・


こうして、いろいろ想像すると、鍋物というのは、家族で
楽しむ食事のひとつの、理想といった要素が、ふんだんに
あると思えてきます。まず、あたたかい、そして
融通がきくこと。そう。だれそれは何が好きといったら
いれればいいし、足りなかったら、足すことができます


前に、花見の席にカセットコンロをもちこみ、スーパーで
買ったと思う、袋いりのおでんの煮たやつをいくつか
もちながら、仲間とやったのを、思い出しました
花見、その席はゆるい感じで、だんだん、人が集まります
そのつど、具を足していく。煮込む時間はあるには
あるけど、すっと、足したいから、煮えてるやつを
足していく


こんなふうに、出入り自由の席があるというのは、実は
実はすごーいことかなと、想像します


あー、おでん、おでん
こうやって書いてしまうと、どんどん食べたくなっちゃう
これも、鍋物のすごいところですかね