営業という仕事

営業という仕事は、「人とつながる」仕事と、思います
この人と、仕事がしたいな、そういうふうに、思ってもらえるか?
決して、こびるということではなく、前からある、日本語のいいな
と思う表現でいえば、「義理堅く」つきあいをし、なにかのときに
頼りになる、そういう存在として、やっていくという
ことになるのでは?と、思うのです


義理堅く、ということは、やってみなければ、わからない
ということもあります。やっぱり、自分が信頼する人の行動を
なぞることから、では、ないかとも、思います


営業の仕事をしていて、よく思うこと、「自分だったら、どういう
ふうに、連絡をし、どういうふうな態度で接してほしいのか?」
これを、相手に対して、やることがいいなと思うのです


ある契約を進めるのに、引き合いにのるということから
はじめますね。引き合いがあって、そこにのる、エントリーする
といっていい。それから、要求を聞いて、その要求に対する
見積もりをして、では?契約するかとなります


この間において、どういうタイミングでどういった、カードを
きっていくか?できるだけ、シンプルに、できる、できないを
だしたいところです


ついこの数日のことでした。こちらの引き合いに応えてくれる
営業さんがいて、条件をだして、さて、その条件をあわせて
担当者も会いましょうということまで、いきました
ですが、ちょっとしたタイミングのずれで、その商談は
流れました
ですが、条件をだしたり、その条件でいけるかといったことの
確認の仕方、「念のため」といった連絡がタイミングよく
はいることなど、相手の仕事の進め方がいいなと思った私として
ぜひ、今後もおつきあいをしていく候補として、考えたいと
思いました


こんなふうに、文章で書くと、きわめて、普通のことを
してるだけではないか?とも見えるのですが、実際のところ
ほしい情報がでなかったり、何かしらの思惑からわざと
ださなかったり、ということも多く、商談が進むのが
いい感じということ、なかなか少ないとも思っています


営業、に、限らず仕事をしていて、その相手の人柄ということが
大きく、いろんなことに、影響するということがあります
上の例も、おそらくは、その会社のスタンスでもあるでしょうが
営業さんその個人の考え方、だったり、もっと言えば「生き方」が
いい感じだから、いい対応をしてるのだと、想像します


生き方がいい感じ、それは、「尊敬」だったり、「相手への配慮」
だったり、「思いやり」だったり、そういった「いい」なにかしらの
人間的な優しさ、すばらしさが存在するということに、他なりませんね
生き方、よりよく生きようという、姿勢があるといっていいのです


よりよく生きたい、だから、尊敬する誰かと会いたい、またその
尊敬する誰かがやっているような、なにかを、自分もできるように
なりたい
そうだから、普段からの努力をしよう、なにがいいのか、気づける
自分のアンテナをはろう、と、いい循環ができるのです


こういういい生き方というのが、仕事からもはいってくるように
なってくると、素晴らしいことです。おそらくはその人は
人生の「勝者」として、素晴らしい時間を過ごすことができる人に
なっていくでしょうね


しばらく、営業のフロントにもたってる、今の私。いい気づきが
できたなと、自画自賛しています