料理の話

クッキングパパは、でてくる料理が作りやすくて
おいしいのです。あたりまえのことを、いってるように
思うかもしれませんが、それを、ずっと続けてるって
すごいこととも、言えます


フォッカッチャというパンで、思い出します。パン作り
というのは、やっぱり「こねる」ということが、結構
大事なポイントということがあります。私はこのところは
フードプロセッサを使います。漫画と料理の親和性といっていい
ところ、主人公と、娘のみゆきは、ばんばんこねます


料理をして、うれしいのは、親しい人と、自分が作った
料理を食べて、おいしいと、感じ、また相手もおいしいと
感じてくれることです。自分が作ったものを食べてもらえる
満足感がひろがります


おいしくしよう、というのに、知恵をしぼるわけですが
料理する人なら知ってると思います。必ずしも手間を
かければ、おいしくなる、とも、言えないですね
例をだせば、スープ。定番の鶏ガラのスープ。これ
やってみればわりますが、鶏ガラからスープをとれば
確かにおいしい。だけど、手間をかければいいと思って
長い時間煮込めばもっとおいしくなるなんてことは
なくて、ころあいをみて、やらなければ、だめです


スープは奥が深いですね


自分で感じること、なにがおいしくなるのか、見通しを
もっておくということも、大事です。たとえば、これも
とても基本的なことですが、「旬なもの」がおいしいのです
いまは冷凍、冷蔵の技術が進んで、保存がきいたりって
ことがあって、なにが「旬」なのか、みえにくくなっています
だけど、やっぱり旬なものを、感じてこそ、その素材の
おいしさを、味わえます


それから、自信をもって、おいしいものをおいしいと
認めたらいいですね。最近読んだ食のエッセイに、パンに
みそ汁が合うという話がのっていて、そうそうとうなづきました
これ、なにを言ってるかというと、パンには和食のものは
合わないという思い込みがあったりするのですね


その思い込みから、発想するのではなく、自分の舌を
信じて、おいしいなら、おいしいというのです
似てる話、クッキングパパでは、焼き魚をパンにはさんで
うまいなと、やります


あるとき、気が付いたのですが、ご飯にいいなおいしいなは
たいてい、パンにも合うのです


医食同源、という言葉がありますが、食べるものが
おいしく、またなんというか、自分でセッティングしていい感じ
にできると、その日のいろんなことが、うまくいくように
つまり、自分の中のエネルギーが高くなっていくのを、感じます
それは素晴らしい感覚で、いいなと、だから料理したくなるな
と、思う瞬間です


これから、楽しい朝ごはん
今日も元気にいきましょう