社員の可能性

ウォーキングをしていると、血流がよく流れるおかげなのか
いい発想というのが、浮かぶように思います
社員のことを、思い浮かべれば、その社員が活躍していく想像に
つながります。


高校時代にお世話になった、先生、のなかで、「見守る」ということを
きっと、重視していたんだなと、思う方が、複数います
こう思ってみると、見守るというのは、おそらく「学校の先生」
という立場の基本の、基本といっていいか、そういうことの
ように思います
そのことに、気が付いてから、自分も社員のことを、見守る
ということを、したいと思いました


ある社員がいます。若いです。まだ経験が少ないです。その社員が
今どんな行動をしていて、そして、その行動に対して、どんな
アドバイス、後押しといったものが、いいのかと、考えます
ときには、「何もしない」つまり、アドバイスめいたことは
しないで、見守るのがいいということも、あると思います


経験、知識が少ない。だからつい、知識だとかはある、自分が
知ってることを伝えたい。それは自然なこと、やったほうが
いいこと、そのタイミングということは、あると思います
ですが、あえて、時間を置く、教えないというタイミングも
大事、とも、思います


お客様とどうつながるのか
これは、営業であれば、一番といっていい、気にすること
だと思います。ですが、お客様とつながりたい、と、思う
その気持ちなしに、サンプルみたいにみせてしまうというのは
かえって、よくないとも見えます


もう5年以上前です。国立近代美術館だったと思います
「楽焼」の展示がありました。音声ガイドは、楽焼の当代当主が
勤めていました。はたして。その人の話のなかで、自分の
父親から、たとえば、土について、であり、釉薬について
具体的に教えてもらったことはなにもない、という話があったのです
もっといえば、楽焼の伝統ともいえる、と、解説は続きます
「教えない」ということが、伝統じゃないかと、続きます


ベテランと、若手が、お互いのいいところをだして、チームが
活性化する。これはチームの一つの理想です


ちがう人間です。だからいくらベテランとはいえ、その人の
やってるとおり、やろうとして、若手がまねしても、成果は
でないということはたくさん、起こります
また、世の中の変化ということがあります
ベテランの人が、経験積んだ、その時と、今は確実に、いろいろ
たとえば、私たちの仕事でいえば、ITの在り方そのものがちがっています


人間は感情が、ひとつの行動の源といっていいです
だから、あ、やりたい、と、自然に思う気持ちがなければ
仕事なんて続かないと思います
その気持ちをどう、醸成するか?これも大きな課題といっていいでしょうね


ウォーキングしていると、いい可能性ということが
頭に浮かびます
可能性ということ。大事です。自分がもつ可能性を最大限に
引き出す。これ、一番いいと思える生き方と
言っていいと思います


自分の気持ち、自分の考えをいい方向に、導く
常にそのことを、考える。そうコントロールできることが、大事です