力強く生きる

ときどき、メンタルの強さって、どこから来るのか?
ということを、考えます
はたして、「あの人はメンタルが強い」と言われるその
経緯、プロセスはどんなところにあるのか


まずは、人間弱いところがあると、認めてしまっていいと
思います。誰しも弱いところがある。そうしたなか
自分の良さ、誰かの良さを認めて、それを大事にするという
ことになるのではないか?ということです


大好きなアニメ、「アルプスの少女ハイジ」のスタートから
2回目、3回目。ハイジはアルプスの山の美しさをアピールします
周りの人も、8歳の少女の感受性を通して、その「美」を再発見する
というシーンです。ハイジは、ここがふるさとで、大事だ、自分が
愛する人が暮らすここが大事だと、思うということ
大事だという感覚をもてるという、心の良さ、大きさとも
いえるかもしれません


アルムのおじいさん、ペーターのおばあさん、そして、フランクフルトで
クララに、出会っていきます。実際それぞれ、弱いところがある
人とも受け取れます。ハイジの心、感性は彼らの心を、動かし
まさにハイジに接することで、自分の道を再発見するという
過程が描かれます


人間は、ある覚悟をもって、生きる、そのことで、まわりの人を
幸せにし、幸せにすることで、自分の存在意義を、見つめ直すことが
できるということです


私は、人生は誰かを幸せにしていく、そういうことがあって、
つながっていくと思っています
だから、弱い自分、弱い誰かがいて、なにかを大切にしながら
ちょっとずつ、できることをやっていく。そうしたなかで
続ける中で、自分のなかでの、「覚悟」「心」「相手を
思いやる気持ち」といったことを、日々「確実に」「強く」
していくということが、あると感じます


わが社では、新入社員研修を、先輩社員が企画、実施します
中身は学生という、新入社員が、技術者のスタートをきる
その手伝いをするということになりますが、ここで、ほぼ例外なく
指導していくということに、自分事で取り組むことができれば
「役に立ってる」という感覚が、若い先輩社員側に、変化を呼びます


なにかしら、コーディングでもいい、テストの仕方、そのもっと
ベーシックなところで、まず「質問する」といったこと
これらを、指導してみることで、まず自分の知識、自分が
やってきたことを、点検し、人に説明していくということが
必要になります。そこで、自分はどうなんだと、自分を
振り返る機会になっていきます


私は当社を、そうしたやりとりの場、人間が人を指導する場
として、機能することで、対人対応力を磨き、自分で自分が
どうすべきかを、気づく、そうしたことを、丁寧にやる場に
していきたい


生きるということは、素晴らしいことに出会う、そういうことに
気づける、を、ぜひ、知ってほしいです