珈琲の話

珈琲のおいしい、淹れ方
たとえば、そんなふうなセミナーなりがあったとして
自分で行ったか?というと、おそらくはいかないだろうと
思っています
そうなのですが、今、豆の種類であり、挽き方などに
興味がぐっと、自分のなかであがっているのです


きっかけは、美術館ではいった、コーヒーショップでした
豆の種類を聞いてみると、ブラジル、コロンビア、モカです
と、教えてくれました
その、美術館のなかの、珈琲屋さんは、まるで、森のなかで
木こり小屋が、珈琲屋をやってるような、いい雰囲気が
ありました


そうなんです。確かにアートの森のなかにあった、ほっと
息がつける、そういう場所だったんです


そんな場所で飲んだ、珈琲がとてもうまかったので
自宅でも、再現したくなりました。ブラジル、コロンビア
モカ、これが、ブラジルが、ニカラグアになってみたり
コロンビアが、マンデリンになってみたりしますが、基本の
ブレンドは、最初に教わったまま、飲みます


あたりまえといえば、それまでなのですが、豆自体の
品質が、珈琲の味を変えます
また、ときどき、行く、銀座のカフェ、「パウリスタ」の
パウリスタオールド」という、古いブレンドが、自分が
作るブレンドと、似てることから、実際のところ、コロンビア
ブラジル、モカなる、ブレンドは前からあった、ブレンド
なのではないかと、感じるようになりました


珈琲といった、嗜好品といったことは、まさにそうだと
思うのですが、なにか、本だったり、ましてセミナーみたいな
「知識を得る」といったことが前面にあると、どうも
それはふさわしくないと思えてきます
だから、どこかの店のおやじに教えてもらった、くらいが
ちょうどいいのかもしれません


ごく、最近、豆の挽き方も大事と、教えてもらいました
親切な珈琲屋さん。自分でこれが、平均的な挽き方と
その場で豆を挽いて、渡してくれました。はたして
コーヒーメーカーで自分が挽いてるものより、だいぶ粗い
なるほど、これも目から鱗でした


珈琲は、香りがやっぱりすごく気になるところです
珈琲の香りが、いい感じでただよう部屋で、くつろぎたい
というのは、もう、どうしてもやりたい、ひととき、といって
いいかもしれません


珈琲をいただき、できれば、気に入った本を読む時間が
愛おしい。そう思える人はきっと、おそらくは、アートやら
文芸を語っても、楽しいのだと、思いこんでいるのです