手紙

手紙を書くのがすきです
意識してるのは、旅先で友人に書くはがきです
これは、複数の意味があります
そのひとつは、旅で思ったことを、伝えるということ
その日、旅先で感じたもの、景色だったり、古いもの
だったり、地方のそのものがある、もの、料理だったり
ですね


信州では、その地方のおいしいものの、ひとつである
蕎麦をよくいただきます。蕎麦好きだから、蕎麦を
食べるで、満足かというと、そのことを、伝えてみたくなります


蕎麦のそれぞれの違いを言うというのは、実は結構
難しかったりします。その蕎麦の太さ、食感(つるつる、ざらざら)
そして、香り。またつゆの、甘め、辛め
こうしたものを、組み合わせると、どことどこの蕎麦は
似てるとか、でてきます


一番最近食べた、信州、小諸の「草笛」太さはやや、太目
食感は、つるり、つゆは甘め、香り、一定以上高い
これは、新橋、おにかけと相当近いと、思いました


さて、手紙の話にもどって、このくらいで、伝わるのかわかりませんが
一応、蕎麦をいただいたのなら、その蕎麦のおいしさを
語ってみるということ、楽しいのです


ひとつには、その蕎麦をもう一度味わってるといっていいのかな
という感覚です。


ふたつめは、友人との対話、でしょうか
もちろん、手紙ですから、対話ではないとも見えますが
実際、手紙を書いていて、相手の言葉を思い出したり
いっしょに笑ったこと、いっしょに、なにかしたことを
思い出しています
これは、対話の一部分といっていいのではないでしょうか


先日、京都大学の山極先生の著書を読んでいて、対話してる
というのは、瞬時にその次何を言うかといったことを、思いながら
話してるものだと、その、知的なことを、書かれています


手紙において、文章を書いているとき、特に友人に
なにか伝えようとしてるとき、山極先生の言うところの、どう
伝えよう、何を伝えようの、ある部分をやってると、みても
いいと、感じるのです


誰かと、対話していて、自分でも思ってもみなかったことに
話が発展したり、自分のなかの、いろんなことに、自分で
気づいたりがあるということ、理解できると思います
そういう意味では、対話というのは、本当にいい、学びでもあり
自分発見といっていい、すごい時間ですね


きっと、これからも自分は手紙を書いたりというのを
人生の楽しみのひとつとして、やっていくと思います
アナログの良さ、といっていい、ぜひ、おすすめします