蕎麦をいただく

信州小諸に、そば七というお蕎麦屋さんがあります
おそらくは、100年は経ってるのではないか
という、古民家を店舗にしていて、店の前に
たったときから、なんというか、日本人だったら
なつかしさだとか、あったかさ、人恋しくなるような
そんな雰囲気のある、お店です


そば、は、太くて、しっかり歯ごたえです


このそば、好き嫌いがあるかもしれません
細く、しゃっきりしたものがそば、と決めてる人には
あてがはずれるかもしれません
でも、もう一度食べたいです


新橋に、遊喜というお蕎麦屋さんがあります
ここには、更科と、田舎そばと2種類の麺を
おいています
田舎そばは、黒くて太くて、ずっしりとした
歯ごたえなんです。そば七より、太い感覚です


もうひとつ、松本の市内にある、女鳥羽そば。
ここは、10年ほどまえ、たずねてやっぱり
太い蕎麦をだしていて、それを確かめたくて
去年、寄ったら、代替わりしていて、息子さんの
打つ蕎麦は、細いものに、変わっていました


こう、書くと、太い蕎麦ばかりにこだわってるように
見えたかと思いますが、そんなことはなくて
昨日、遊喜で、思い出して田舎蕎麦をいただいて、なつかしてく
文章にしています。太いのもよし、細いのも、また
うれしいのです


ただ、色は黒いほうが好きですね
つまり、蕎麦の実の外側のものも、はいってる
言い方がいくつかあるようですが「惹きぐるみ」という
言い方があるようですが、つまり、ざらりとして
香りが強いのが好きです


そして、仕事のしかた、つまりは、曳きたて、打ち立て、
茹でたて、この仕事をしてある、お蕎麦は香り高く
うまいです


信州がすき、蕎麦が好きという飲み友達がいます
その友達は、もう家族ぐるみのおつきあいなんですね
あるとき、向こうもこちらも夫婦そろって、4人で
信州に遊んだ時、せっかく信州で、好きなところに
いけるんだから、「蕎麦だ」「もちろん、もり、だ」と
もりあがり、こうなったら、2軒お昼にはしごしよう!と
盛り上がったのですよ


ただ、後でかみさんに聞いたら、あのもりあがりの腰を
おるわけにいかないと思い、言えなかったのだそうですが
かみさんは、「もり」だけでなくて、おちついて天ぷらも
食べたかった・・・とのたまっておりました・・・・