蕎麦が食べたい

信州に行くと、そばを食べるのが楽しみです
2年ほどまえに行った、大町市、新行にある「山品」が
香り高く、うまかったと覚えています


「蕎麦ごのみ」 山口美緒 信濃毎日新聞社
という本を手にして、おいしいかなと思う店に
いくようになりました。山品もその1店です


山口さんの、分け方は、「のど越し」「太さ」
「もり汁の甘辛」となります
上の山品でいえば、のど越し:やや、ざらり
太さ:細い、もり汁:やや甘い
となります


私が一番回数を食べてる、信州そば、これは信州でなくて
東京新橋ですが、「おにかけ」という店があります
おそらく山口さん流にいうなら
のど越し:ややざらり、太さ:やや太い、もり汁:やや甘い
となるかな
特に、もり汁は、だしの聞き具合、しょうゆ(おそらくかえし)の
具合がいい。そばももちろん、ひきたて、打ち立て、ゆでたてです


この蕎麦ごのみだったり、近田夫妻の「白馬の達人になれる本」
によると、まだまだ、蕎麦の名店、蕎麦の里といっていい場所が
あるようで、興味はつきません


いまの、麺のかたち、古くは「そば切り」といったりしたそうですが
で、食べるまえに、そばがき、だったり、そばもち、だったりで
そばは食べていたと、いわれていますね
そばもち、に、近いのが、「おやき」ですね


鬼無里といわれるところに、いろは堂という、おやきの専門店があって
人から教えられ、3年ほどまえに行きました
おやきは、郷土料理といっていい、なかに野菜だったり、ときには肉なども
はいる「餡」があり、それを、小麦粉だったり、それこそ、そば、または
米ということもあるようですが、練ったかわでつつんで、蒸したり
焼いたりしたのですね
いろは堂は、古くからの友人のふたりが、別の場面ですが、ここは「行ったほうがいい」
と強く勧められて、いつか行こうとなってていて、かつまた行きたいお店です


そば、にしても、おやき、にしても
言ってみれば、作る人の、気持ちが大事、と思います
それこそ、データがあれば、なんでも効率化、機械化してしまう
よのなかですが、作る人の気持ちは、やっぱりデータに
できないと思ったほうがいいのではないでしょうか
だから、小さい、誰かの気持ちがこもるようなお店がおいしいと
なるんじゃないですかね


信州は、第二のふるさとといっていい、場所になっています