飲み会

飲み会、ほとんど行ったことことがない、という
若い人、と、飲む機会がありました
それは、社会人、1年目から6年目くらいの、20代の人
のグループでした
なかなか、自分のことを、しゃべったりが、うまくいかな
そうな、若い人に水を向けて、なにか自分のことしゃべってみたら
とやります


私自身も確か、まだ20代のころ、言われたこと。「襟を開く」といって
こうした、みんなで、楽しくお酒をいただきましょうといった
ときに、自分のことを、すべて全部とは言わないけど、ある程度
あけっぴろげで、しゃべるって、大事な態度なんだよということ


その自分が20代だった、三十数年前、自分としては言われて
以外だったのです。それは自分のこと、しゃべってるつもりだし
隠したりはしていない、つもりだったのです。いいえ、今
思い出すと、どこかで、緊張し、どこかで、自分を見せてなかった
ええ、誰だって「全部」とはいきません。だけど、もっと話し方
もっと、接し方で、親しみやすく一定のところ、オープンな
態度があっていい


どうやら、飲み会言ったことがない、という彼は、どう話すのが
はたしていいのか、わからないのだと思います
かつての、自分もそうでした


こう書いていて、一方で、お酒の席、「言わなくていいことを
言ってしまった」という失敗をやらかすということがあります
これも、誰しもあるもので、そういう失敗、まあ、後で笑い話に
なるんだったら、笑い話にしてしまえばいいのですけど。


「言わなくていいこと、を、言ってしまう」というのは
お酒という、効果もありますが、その前の、自分自身の気持ちの
様子ということが、あるように思います
どうも、プレッシャーに相対していて、自分の気持ちが
ちょっと大変なときというのは、そういうことが、でやすい
ということも、ありそうです


言わなくていいことを言うのと、似てるのは、言ったほうがいいことを
言わないということも、ありそうです


人生は出会い、と、言います
たまたま、ある気持ちを育てていた、そのときに、運命の誰かに
会うということ。そうしたことが、人生のいろいろに、道筋といっていい
ことに、つながるのだと、思っています


人が生きるということは、なにかに、とらわれている状態を作る
ということに、なろうかと、思います
アートに進んだ人は、美しいものを、表現するということに
とらわれていきる。
ビジネスマンに進んだ人は、顧客にとっても「価値」を生み出す
ということに、こだわって、とらわれる
何かしら、管理的な立場で、仕事するということは、いっしょに
仕事する人が、いかに育つか、どういう仕事のしかたが、あるのかを
考え続け、とらわれていく


人生は出会いです
もしかしたら、お酒を飲むという、ちょっとだけ、楽しく
だけど、やり方で、気を付けたいこともある、そんな場面で
いい出会いがある、そんなふうな、時間があること、って
いいと思うし、自分で作っていきたいと思います