自分の味方になってくれる人を大切にできる

医者と、自分ということを、思い浮かべて
欲しいと思います
医者は、事実を言います
一方、自分としては、聞きたくない事実なのかも
しれません
そうですが、そのことを、認めて治療を受けるのが
いいのです


自分の味方になってくれる人を大切にできるのか
自分のキャリアということについて、自分を
一定のところ、理解してくれる人が、ある指摘を
したとします。そのこと、自分としては触れてほしくない
自分の弱みだったとします。
それを、認めて、自分の進むべき道を見られるか?


あるとき、転職の相談を受けるといった、立場の人が
その対象者が、おそらくはその人に「向かない」という
職種、立場、にあこがれて、「こうなりたい」という
ケースがとても、多いという話をされていました


実際のところ、自分がなりたいもの、というのをさがすのは
本当に大変ということがありそうです
そのなかで、いかに自分の味方になってくれる人を
大切にし、その人の言う言葉に真剣に向き合えるのか
こういうことは、ものすごく大事なことなのです
そのとき、やっぱり「心の強さ」ということが、求められます


「ちょっとやそっとのことで、だめにならない」ということが
求められます。ちょっと誰かに何か言われたからといって
気持ちが萎えてしまう、そういうことがないような自分を
育てるって大事です


これ、実際「小説」を読むだとか、いい舞台をみるとか
そうしたことが、役にたつということ、あると思います
小説のなかには、自分がその時は想像できないような、立場
そういう瞬間に立った人がどんな考え、どんな葛藤に
出会っていくかというのが、うまく描かれたものがあります
そうした小説のなかの世界で、疑似体験しておくというのは
心を強くすることに、ちょっと近づくのではないでしょうか?


小説でも、舞台でもない、テレビドラマです。ごく最近みた
NHK大河ドラマ、「どうする家康」で、自分の妻子が
人質にとられてる、今川と決別するということを、家康が
決めなくてはならないシーン。腹心の武将である、石川数馬
酒井忠康は、自分が手打ちになっていいと、身を投げ出して
家康を説得します


主君のため、命を投げ出すということ、それは美談にも見える
ちょっと甘さがありますが、それでも、その緊迫感、だからこその
家康の苦悩というのが、描かれていたと、感じました


ちょっとやそっとのことで、だめにならない
家康は、こうして、家臣からの忠義を受けて、おそらくは
大きな決断ができるようになる、ものごとを俯瞰する能力
というのを、つけることになる


自分の味方になってくれる人を、味方として大事にできるのか
人生においての、大きな、大きな、ポイントと言っていいと思います