友を想いながら

うまそうに、お酒を飲む、ひげのおやじさんがいる


「友達、いるよ。新しい友達、古い友達。そしてもっと古い友達」


そんなふうにつぶやく。おそらくは、自分が十代だったときの
ウィスキーのCMです


これ、実際のところ、お酒を一日の仕事を終えて、飲む
ときの気持ちの、いいパターンとして、私の脳裏に刻まれている
そういうシーンです
さきほどのつぶやきは、英語でした
Friends,yes,I have, new, old, and old one

だったかなと思い出します


友達を思いながら、うまい酒をたしなむ。なんていい時間。


このところ、少しずつ、年下の友達も、増え始めました
というのは、仕事で知り合い、あ、プライベートでもちょっと
話もしてみたいな、などと、思う人というのが、もっぱら
年下になってきたということがあるからです


それも素敵なことで、また彼らとの時間を楽しみに
できるように、想像します


お酒をいただき、ちょっと、踏み込んで、お互いの
話したいことをぶつけてみる
「はだかの自分をぶつけてみる」そういうことができるという
ことはなんて、素晴らしいことかと、思います


年齢があがってから、友人ができるということ
素晴らしいと思うのです


大切な人のなかに、80代になって、新しい友人と出会い
仲良く過ごすよという話をしてくれた人がいました


このこと、やっぱり自分のなかでは、そうありたい
という一つの、理想の生き方のひとつと、思えて、うれしく聞きました


親しみやすい人柄、それはいうまでもないこと
それに、さきほどのお酒を飲むというときの態度にも
似てることですが、「解放性」ということが
あがるのです
ほとんど、その大切な人、Mさんの態度は
自分のいろんなことを、見せてくれる。開放性が高いのです


ごく最近読んだ、篠田節子の小説のなかで、60代後半になって
介護の現場で、仕事をして、大学をでて、新卒の同期入社の
人と仲良くなり、その人をはげまし、仕事してる
というシーンがでてきました


実際のところ、このブログにもよく書いてる、「対人対応力」
といったことは、ベテランの人のほうが、ずっと高いものがある
これは、長くいろんな苦労を重ねた、ということで、必ずある
ことです


そして、自ら仲良くなろう、つながろうと、そうした
年齢の高い人が、そういう態度を示してるとしたら
まさに、素晴らしい出会いがあり、コラボが生まれる
そういうことの、例として、読みました


友と、いい時間を過ごす
人生の素晴らしいことに、間違いなく、それを
楽しめる自分でいられるように、していきたいですね