徳川がつくった先進国日本 磯田道史
この本の冒頭に、日本はなんて住みやすい国かという
記述があり、そうなんだと思います
実際、海外に住んだことなんてない
自分が言うのは、どうなのかということはありますが
海外に住む人がほぼ、同じように、日本の住みやすさ
居心地のよさということを、いいます
磯田さんの、解説によれば、徳川政権がある時点から
(島原の乱、いくつかの飢饉等)をへて、福祉国家としての
性格をもって、政権にあたったことだと、書いてます
そうしたことができたことも、17世紀から内乱がないこと
これが大きいのだと、書きます
悲しいことに、今、世界中で内乱といったことは
まだある。もちろん国家間の戦争ということも聞きます
こわいし、悲しいことです
17世紀から内乱がない、そうしたまれな国に生まれ育つ
ことができた、私たち。そのことを大いに、いいこと
誇れることと思っていいと思います
そうしたなかで、作ってきた、文化だったり、習慣は
ぜひ、発展させ、あるぶんは守っていったら、素晴らしいと
思います
磯田さんは、信長さんのやったことの意味というのも
解説します
比叡山焼き討ち。これはまだまだ評価が分かれるところで
信長の残虐性の証拠としてとりあげられることも多いゆえ
誤解を招きかねないのですが、磯田さんの解説は
比叡山焼き討ちということがあったから、日本に宗教戦争が
ないのだと、続きます
宗教戦争がない、宗教の権威を、誰もがわかる形で否定して
みせたということは、とっても大きなことだと
いっていいかもしれないと思いました
一方、天皇家の権威は尊重したということもあるのでしょう
こうしたことを、もっと調べていきたいなと思いました
500年たとうとしてる、歴史について
なにが真実で、そのことがどう起こったのかというのは
ある部分は想像になるということは、いろんな本で
知っています
歴史で推理するという楽しみもあるということも
知っています
日本という国が、続いてる、大きな戦争が少なく
続いてる、このことは本当にすごく大切なことだと思います
こうした、環境があって、200年以上続く企業が3000社を
超えてると言われています
すごいことだと思います
歴史を楽しむということは、必ず歴史を一定のところ
覚える、学ぶということがでてきます
知るは楽しみといっていい、と思います
歴史も楽しいですね