日本人だから

日本という国に生まれてよかったなと
思います
そのいくつかが、江戸時代、徳川政権のときに
ときの政権が、福祉国家といった性格をもっていたと
磯田道史氏は、「徳川が作った、先進国ニッポン」で
伝えています


命を尊重する、社会
これは、江戸時代に飢饉があって、その対策を
する、人の命を守るということから続いてると
説明します


まわりが、海だったということも、大きな要素と
してあると、思います。海を神として、思う人々の
気持ち。それは高い、貴重なものといっていいのでは
ないでしょうか


17世紀から内乱がないといっていい、日本で自然を
神をあがめ、他人の命を尊重するという、社会がある
なんて、素晴らしいのかと思うのです


ある日、自分が生まれた年の新聞をながめてみました
そして、国民ひとりあたりの、GDPギリシャに近い
という記事があったこと、それから生まれ育った町に
売り出されていた土地が、坪2万円だったことが、印象に
残りました


実際、昭和を中心に、経済発展はものすごくうまくいった
といっていいでしょう。だけど、そうした経済発展の影の
部分、失った、前はもっていた、社会のよさ、人の暮らしの
よさというのを、ずいぶん、忘れ、捨ててしまったということも
あるのではないかと、そんなふうに思うと、背筋が寒くなる
そんな気持ちもあるのです


地域社会が、たいへん、うすべったいものになってる
そういうことは、もう言われて、30年、40年となってると
思います
そうした、地域社会がないといっていい、場所で育った子供たちの
コミュニケーションの力の低下、人を信じる気持ちの低下は
本当に、憂うべきものがあると感じます


さて、そういう時代でもチームを作り、仕事をしていかなくては
ならない、自分たち
ひとつ、思い出し、いいものはいいという気持ちで、取り戻したいのは
まずは、相手を信じる気持ちだろうと、思います


人を信じて、人と人がリスペクトがあって、出会って、チームを
作る。このこと、もちろん簡単ではないかもしれないですが
そうしたことができれば、日本がかつてもっていたような
いい社会がまた、作れるのではないか?


ファミリィ、家族経営ということを、思います
人と人が、しっかり手をにぎって、前に進むということ
いかに大事か、くりかえし、思うことです


日本だから、日本人だから、できること
まだ、あるのだと、信じます