変わっていくということ

先日、「ダメな組織」という話があって
一度決めたことを、変えられない、一度決めたら
再度検討して、この場合は、こうだと変えるのが
大事なのに、それをしない、と、歴史家の磯田道史氏は
英雄たちの決断で、言いました


NO BUTという考え。それはだめ、だけどこういうときは
いいことにしよう。これが大事だと、言うのですね


経営者で、決める立場でやってきて、一度考えてこうだと
したことを、再考するって、大事なのはわかるけど
すべてについて、やりますか?
って、いうと、いいえ、そうはいかないなということも
もうひとりの自分が言います


たとえば、採用
これこれ、こういうタイプは、当社に合わないだろう
そういうことを、もって、ある人を採用するかしないのか
いいえ、人間はすべてひとりひとりちがうのだから
「タイプ」でわけていいのか?みたいな


ですが、仕事というのは「慣れ」なければ、なかなか
すすみませんねぇ
だから、採用なんてことも、ある人が採用の責任者になると
その人の見える範疇で採用するということが起こります
いってみれば、だから、複数で考えるというのも
大事とも言えます
いいえ、ある人に、決めてもらうのも大事とも言えます


社内のルール、あるべき姿の定義というのは
それこそ、どんどんというか、だんだんというか
変えていく、変わっていくというのが、いいのだと
認識します


人と人が、協力して、なにかをする、それが企業です
あるとき、カンパニー、companyって、いっしょにパンを
食べることだと、そうだと、感じたのです
この人とだったら、なにかいっしょにやったら、いいことが
起こる。そう思う人が集まって、なにかするのです
なにか、ビジネスでしょう


ビジネスって、いうと、ビジネスライクなんて言葉が
あるように、「お金がもうかればいいんだ」みたいな方向が
あるように、見えますが、いいえ、ニーズを満たすという
ことだな、ニーズをみつけることだな、と、思うと
少し楽しくなります


私たちは、ITの価値を届けようとしています
ITを活用するってことが、価値を生むのを、知ってると
思っています
SEが生み出す、価値があると思っています
SEのチームが、仕事をもっと便利に、やりやすく
していく、そんなふうに、考えます


そして、ITのしくみを作るというのは、人間くさい
人間が大事、人間をよくしていかないと、うまくいかない
ということも、知っています


だから、会社のしくみもよくしていきたい
今、なにが必要なのか、考え続けたい
いいえ、そうしましょう