社会力

近所つきあいという言葉が、あります
これ、だんだん、言われなくなってきてるという
ことも、ありそうですし、事実、自分自身「なにもしていない」
ということが、思い浮かびます


こうしたこと、メリット、デメリットあるでしょうが
確実にいえるのは、いっしょに住んでる、地域の人との
つながりが、薄くなってるということ、だろうと
思います


このブログにも何度か書いたのですが
3年前、社員旅行でお世話になった、農家で民宿をやってる
おかあさんは、(農家でも)地域の人が集まってなにか
するというのは、今はない、と教えてくれました
その方、そのとき60代半ば、ということでしたが、自分が
子どものころはあったね、ということも教えてくれました


オバマアメリカ大統領夫人の、手記によれば、
アメリカの1960年代、70年代(おそらくは、彼女は
私と世代がいっしょ)であれば、週末は、お祖父さん
おばあさんといっしょに、親戚が集まっての食事は
日常のことだったと、書かれています


そうしたことは、どんどん、薄れてしまっています
こうした、社会の変化があるからか「社会力」
といったことは、どんどん、弱くなってるといっていいと
思います


今読んでる、お医者さんが書いた本に、「甘える力」が
なくなってる、もっと、甘えることで、うまく生きられる
という、解説があります。ここも、同じ社会の変化のなかで
人になにかを、頼むということ、お願いするということ
そして、なにか、まずいことが起こったときに、あやまる
といったこと、こうしたことが、とても下手になってる
という人の姿が、浮かびます


「社会力」を高めるなにかを、するということがとても、大事と
思います。


じゃあ、あなたは、なにをするんですか?と
自問自答します
正直、今、自分の住んでる場所で、地域につながるなにかを
するという、具体的なことが、浮かびません
ですが、つながりたいとは思います


人間は「楽なほう」を選択するという、傾向があります
そうなのですが、地域でつながっているということは
ひとつには、わずらわしいということもあるかもしれないです
ですが、そうし続けることは、「生きる力」を減らす
ということになると、感じます


同じ場所に、住んでること
ふるさと、を、いっしょに思うこと
なにかをするかは、わからないけど、少なくとも大切なんだと
思い続けていたいです