舞台装置と人の行動

なにか、相手に行動してもらおうとなったら
そのやることを、理解するだけでは足りないという
ことがある、と、読みました
じゃあ、どうする?というとき、「楽しそう」「ぜひやりたいな(という
感動がなかにある)」といったことが、必要と書いてあります


どうも、相手に感動とか、楽しいと思ってもらうのには
それなりの舞台装置が、必要ということがありそうです


学生のときに、演劇を少しやっていて、ときどき
思っていたこと。普段の練習で、スェットとか動きやすい
服装で練習していますね。こうしたときと、本番近く
ランスルーするとか、衣装、メイクもして、やるというとき
全然、キャストの気合が変わるのですね


知らない人は、え、集中していれば、衣装、メイクなくたって
演劇にどんどん入っていけるでしょ?
いいえ、そんな単純には言えません
舞台装置って、大事なことと言えるのではと思います


舞台もそうですが、リアルな実生活でもそうだと思います
「アンテナをはる」ということが、やっぱりほしいことと
思うのです。なにげないやりとりでも、あ、それいいなとか
実生活のなかであるものです。もちろんその逆のネガティブ(に見える)
ことも起こるのが、ありますよね
だけど、まずは自分にとって、うれしいことにアンテナをはりたい


ときどき、やる、自分自身のモチベーションをあげるひとつの
方法なのですが、自分が接する人が、なにかしら、「いい行動」
つまり、配慮があるとか、思いやりがあるとか、前向きだとか
いい未来を考えてるとか、こうした人間として、価値あるなにかを
やっていると、みつけたとき、というかみつけるように、自分は
アンテナをはるということを、しています


そして、注意深く見ていたりすれば、そうした「いい行動」は
みつかるのですね。そのことを「うれしいな」と味わうように
していくのです。それはほんとに、モチベーションがあがります


相手になにか、行動してもらうなら
相手が楽しいなり、感情が動くなにかをしてもらうということを
めざすのがいいのです


ひとつ基本の基本というか、関係性をあげるということが
あると思っています。「会って」それだけで、うれしくなるような
関係性をもてれば、そこをひとつのとらえるべき、ポイントとして
広げていけるのでは?と思うのです


会って、うれしい。できればその相手に喜んでほしい
そういうことから、人間は、つながっていくといって
いいのではないでしょうか?


コロナになる前、わが社に新卒で入社することが決まると
私の自宅に呼んで、会食をしました。ただ、会食するのではなく
その社員のなかで、一番若い、内定決まった人に、食事を作って
もらい、それを先輩が食べるというスタイルでした
このことは、「接点」を作るということではなかなかいい方法といって
いいのだと思います


できれば、会ってうれしい、そういうシンプルな関係性のステップアップを
いつも忘れない、そんなことを、気を付けていきたいですね