1on1ということ

昨日ひとりの社員とランチで、1:1の話を
しました。年齢は20代半ば。私とは30歳とちょっとの
ひらきがあります


会って話していると、仕事をまじめにやってるし
自分のやることというのを、もっと高めたいとも
思ってるのを感じます。一定のところ、安心します


その一方、「貪欲さ」といったことは、今ひとつではないか
という感触を得ます。これ、特に若いときって大事な
自分を前に進めるエネルギーなはずなのですが、正直
今の若い、そうですね、20代、30代の人にあって、貪欲さを
感じることは、少ないかなと思います


いいえ、時と場合によっては、貪欲な姿を出してる人って
いるのでしょう。ですが、私のまわりには見えてこない


こうした、世代だったり、社会といった話は別にゆずりましょう
伝えるということ。
昨日あった、20代半ばの社員のかたへ、伝えたかったのは
仕事をするということについても、技術者ということに
ついても、基礎固めの大事な時期だということです
今、やってほしい、できるようになってほしいということは
「今目の前でやってる仕事の目的を理解する」
ということになるでしょう


もう自分でそのことを、口にします
ですが、まだ目的をとらえられていないということ


無知の知ということがあります
つまり、自分はなにを理解して、なにを理解できてないのか
「作業」ということでは、上位者がていねいにやり方を
教えれば、進みます
そうなのですが、なぜその仕事、その作業をやる
必要があるか


まずは前後の仕事を理解することからですかね


システムの仕事はななにが、面白いか
それは、ステップアップできること、さらには
世の中がこの次、なにに向かって、どんなことを要求してる
そういうことに、一歩先のこととして、知れるということかなと
感じます


ビッグデータと、AIを使って、今いろんな企業が
需要を分析したりします
ですが、できることは、過去の分析ということです
未来は誰にもわからない
疑似未来というか、こういうことが直近である
これは広がるのではないか、くらいは、わかる
という気がします


コンピュータは、どんどん大量のデータを処理するように
なっていきます
それは楽しいことともいえます
ですが、ほんとうに必要なことはなにかといつも
みつめるということも大事とも言えます


若い人にいいたい
仕事を楽しんでほしいです
仕事するということ、自分の成長がわかるということ
ここにぜひ貪欲になってほしいと思います


成長すること、素晴らしいことと思います