マネジメント

マネジメント:組織で人に動いてもらうために、行う仕事
こんなふうに、シンプルに考えてみて、そこからスタート
するということがいいと思っています


慶応大学 高木晴夫教授によれば、マネージャの仕事は
たったひとつ:「配ること」といっています
人が動くための、情報、要素を配るということになるかと
思います
人は、部下だけではないですね、上司もはいると思います


これ、「やっかいだな」と思ってやれば、ほんとうにやっかいなもの
になるでしょう
ところが、え、考えや、自分の配慮といったことで人が動くって
面白いじゃないか、と、思えれば、面白い要素がでてくる
そんなふうに思います


中小企業、いったん数十人規模としておきましょう
(数名だと、なかなか「組織」というものをあれこれが
小さくなると思うので)そうしたとき、数千人いるような
会社のマネをしようとしても、うまくいかないし、ぜんぜん
違うのだと、思ったほうがいいです


そのひとつが、「人事部」なるものがないということが
あります
なければ、どうなるのか?ひとつには、直接マネージャが
人事部の機能の一定の部分はやるということが求められます
その最大のものが、人材育成と思っています


人材育成、まわりを巻き込みながらやること
これが大事です
人材育成の第一歩。それは対象の人に「あなたは、組織にとっても
私にとっても、そしてあなた自身にとっても、とても大事な存在だ」
と伝え続けることだと思います


大事だから、仕事そのもので輝いてほしい
仕事することで、自分の存在意義を確かめ、その存在をレベルアップ
していってほしい。
そういう大前提で合意してほしいと思います


その大事な存在である、自分、そして仕事で関わる人に
マネージャは、配るのです
その人が動けるための、すべてのことを配るのです


人が組織で、いい仕事するためには
健全な身体(車でいえば、ボディ)
仕事していく能力(同、エンジン)
そして、組織が掲げてるビジョンへの共感(同、カーナビ)
が必要と、TJKの山崎先生(同著、メンタルヘルス経営学)が
提唱していて、とても私は、わかりやすいなと思います


ここ、組織がやろうと掲げてるビジョンへの共感
つまりは、上司がやるといってることへ、納得や気合があってること
ここって、実際日々のなかでは、一番、ほしいことじゃないでしょうか
ここの、ほしいものを配るのが、マネージャだと言えると
思います。車でも特に、日々の行動ということに照らせば
カーナビでどうするが、気になるとなりませんか?


マネージャの仕事って、面白い
そんなスタートから、やってみよう、ね