仏法僧

和を以て貴しとなす
この「和」ということ、ひとつには
わいわいがやがやとやることだと、聞いたことが
あります
そのとおりとすれば、人と人がいっしょになにかする
というときに、やったほうがいいことが、わいわいがやがやと
いろんな意見を言い合って、理解を深めることだと
わかってきます


数年前の新聞にでてきた記事に、法隆寺のお坊様の言葉が
あり、この和を以て貴しとなすの、実践の方法として
「厚く三宝を敬え、三宝とは仏法僧なり」とあり、この
現代語訳として、仏:目的、法:やり方、僧:仲間となると
書かれていたのを、思い出します
そして、このことは、まさに経営ということがそうなんじゃないか
仏法僧、目的を定め、そのやり方を決めて、仲間を巻き込み
仲間といろいろやっていく、経営だと感じたのです


目的:食っていくことが入っているのが
実際あると思うのです。ですが、食っていくの上の目的を
持たないと、人は共感してくれない、でしょうね
言い方を変えれば、高い目的を掲げない、企業は
存続できないといっていいのだと、思うのです


「みんなを幸せにするシステムを作る」という目的を
掲げました。
自社の目的については、また別に語りたいです


仏法僧、目的、やり方、仲間
昨年行った、社員研修の場において、「価値を共有する」
という感覚を、社員の一定の人と、感じることができました
価値を共有するというのは、まさに仲間になっていくときに
どうしても、必要な要素といっていいのではないでしょうか


companyという言葉が、自然に頭に降りてきました
com:いっしょに
pany:パンを食べる仲間
そういう解釈をすると、companyは企業、companyはいっしょに
パンを食べる仲間、そのパン、つまり自分たちの給料を
稼ぎ出す、その源泉となる価値を同じ考えでだしていく
そういう存在だと、感じることができます


共有する、「このことが大事だ」と、いっしょにある行為
ある、やり方をして、価値を生みだすという行動、そうしたことを
そうだ、そのやり方、その価値の生み出し方がいいと共有する


ものすごく、大事なことではないでしょうか?


和を以て貴しとなす


すごく好きな、言葉になりつつあります
たとえば、社員の誰かと、たとえば、プライベートで
仲良くする誰かと、和を以て貴しとなすという感覚で同じ
時間を共有できたら、それは人生を豊かにしてる、そのものの
時間だと、感じることができる、そう思います


仏法僧大事です
いっしょに考えてみませんか?